マイク・タイソンがカネロの敗因を指摘「基本はこうだ」とパンチの実演にファン驚愕
5月7日(日本時間8日)米ラスベガスにてWBAライトヘビー級王者ディミトリー・ビボル(31=ロシア)に1階級下のスーパーミドル級世界4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(31=メキシコ)が挑戦したが、判定3-0(3者とも115-113)で敗れた。それについて伝説のヘビー級王者マイク・タイソンが自身のSNSでカネロが負けた理由を述べながら、サンドバッグで実演。その破壊力と鋭い動きが話題となっている。
【動画】タイソンがジャブから強烈な連打を披露、その解説と動きにファン驚愕
カネロはタイソンのポッドキャスト番組に出演するなど親交があり、今回の試合もタイソンが観戦に訪れていた。
タイソンは自身のインスタに「巨人を倒すのは基本、なぜビボルはカネロに勝てたのか」とつづり、動画を配信。動きを交え口頭で説明している。
その基本とはジャブだ。タイソンはカネロはジャブが少なかったと指摘「もしもジャブを効果的に、そして有効にジャブが打てていたら違った試合になっていた。容易に相手に懐に入らせなかった」と語る。
試合は序盤から、ビボルがジャブの連打からワンツースリーと連打で繋げると、カネロはその打ち終わりにパワーのあるフックやアッパーを叩き込んでいた。確かにジャブは少なく、いきなりパワーフックを放って行った。早期にKOしようという作戦だったのか。タイソンが指摘したようにジャブがなく懐に入らせたためか、ビボルのジャブからの連打も浴びた。
タイソンはジャブの基本はこうだとサンドバッグに向かう。鋭いジャブの連打から右、大きな音が響く。得意のヘッドスリップを見せ「ジャブはムービングをしていけば、そのあとのコンビネーションは予測がつかないんだ」と力説した。そのヘッドスリップも往年のキレを彷彿させた。
ファンからは「もっとやってくれ」「レジェンドが語った」「タイソンにやられそうだ」とその動きと解説に称賛の声が並んだ。
次戦、カネロは9月にゴロフキン戦が計画されていたが、ビボルとのリマッチとも報じられる。いずれにしろ、タイソンの言う”基本”で次戦勝利につながることを期待したい。
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