【RISE】那須川天心とYA-MANがリング上で睨み合い、客席から「戦え!」と声援も
キックボクシング界トップ選手の那須川天心と、最近注目を集めるYA-MANがリング上で睨み合った。これは5月14日(土)新宿FACEにて40歳以上のキックボクシングイベント『RISE VOA』の第1回大会でのことだ。
那須川のジムの花嶋省吾(42=TEPPEN GYM)とYA-MANが所属するジムの石黒研二(41=TARGET SHIBUYA)がリングに入場し、相手と顔を合わせるさい、セコンドのYA-MANと那須川も顔を合わせ、観客席からは「セコンド同士対戦しろ」との声援が飛ぶなど、会場は大いに沸いた。
最初は無用な争いを好まない那須川は、YA-MANをスルーするように顔を逸らしたが、観客の期待に応えるように那須川はYA-MANに近づき睨み合った。額がつくほど接近すると、天心の帽子のつばが当たったか一瞬目を閉じるYA-MAN。さらに睨みをきかせるYA-MANに那須川はすぐに顔を外した。マスク越しに笑顔をのぞかせる那須川。観客へのサービスだったのだろうが、睨み合いも楽しんだようだ。
試合は那須川側の花嶋が接戦を制し判定勝ち、那須川は身を乗り出し始終コーナーでアドバイスを送っていた。
勝った花嶋はリング上のマイクでセコンドについてくれた那須川に感謝、6月の武尊戦へエールを送った。
また、YA-MANはこの大会の3試合目に出場する鶴田敦(41=TARGET SHIBUYA)の相手選手が当日病気のため欠場。急遽エキシビションではあるが、対戦相手を買って出た。互いにノーガードで激しい打ち合いを見せるなど大いに盛り上げた。
YA-MANはマイクで「ターゲット渋谷のYA-MANです。この席でYA-MAN見れて、東京ドームだと300万円かかるので」6月の東京ドーム大会の高額なリングサイド料金をかけ観客を笑わせると「急遽、鶴田さんの相手が欠場になったのが今日わかって、出場することを決めたんですけど、鶴田さんは自分がプロデビューする前から応援してくれてて、デビュー前から、有名になる前から応援してくださっている方は大切にしなくちゃいけないなと思っていて、今回はファイトマネーも何もないですけど、伝えたいことは、本当に人を大切にしないとダメだなと思っていること」と真面目な一面を見せた。
YA-MANは昨年大みそかにRIZINで皇治に競り勝ち一躍有名に。6月19日の東京ドーム大会『THE MATCH』では那須川vs武尊が注目されるが、このYA-MANとK-1の芦澤竜誠の対決にも注目したい。
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