【THE MATCH】那須川天心の強さは”ゾーン”に入り続けられること「次の一手が読まれてしまう」(参加選手)
6月19日(日)東京ドームで開催される『THE MATCH 2022』でK-1との対抗戦を行うRISEが、15日(日)から明日19日(木)まで都内近郊で強化合宿を行っている。合宿は同大会に出場するRISEの選手が中心になって行っているが、その中でも強烈なリーダーシップで存在感を見せつけているのは、武尊との世紀一戦を控えるエース那須川天心だった。
【フォト&動画】天心の合宿の模様と、那須川のトリケラトプス拳から竜巻蹴りで豪快KOの瞬間!
RISEの伊藤隆代表は強化合宿を開催した目的を「結束力を強めることとゾーンに入れること」と明言した。ゾーン=集中力を高めることは、一流選手の多くが備えているが、選手によって多少の差はあることだろう。今回、伊藤代表がみんなに見せたかったのが天心のゾーンの入り方だという。「天心選手はリーダーシップを発揮してムードメーカーになってくれていますが、すっとゾーンに入ることができます。さすがだなと思いました」と伊藤代表は褒める。
キツイ練習をクリアすることは、トップファイターならば誰でも乗り越えることができるはず。だが、短期間で最大の成果を得るためには、そこを超越した常人離れした集中力が必要になってくる。天心の強さの秘密を聞かれた選手が、「次に相手が何をするのか分かって動いている」と口を揃えるのは、まさに集中力の高さが成せる技。天性の勘もあるのだろうが、追い込まれた状況でも小さな隙を見逃さない集中力の高さが、相手の動きを感知した動きにつながっているのではないだろうか。
前回の風音戦で息子の敵に回った父親の那須川弘幸会長が、天心に向かって「そんなパンチは効かねえぞ」と精神的な揺さぶりをかけたことが、その答えなのかもしれない。
どちらにしても天心は6月の武尊戦が、キックボクシングのラストファイトとなる。それまでに天心イズムがRISEのトップファイターたちに少しでも伝わればという思いが、今回の合宿に込められた裏テーマだといえよう。
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