【RISE】“次期エース”を目指す王者・宮﨑小雪、初防衛戦で「完璧な試合を」GLORYや「THE MATCH」出場にも興味=5.29
5月29日(日)後楽園ホールで開催される『RISE158』のRISE QUEENアトム級(-46kg)タイトルマッチにて、同級1位の小林愛理奈(21=FASCINATE FIGHT TEAM)を挑戦者に迎える、王者・宮﨑小雪(19=TRY HARD GYM)が20日に公開練習を行なった。
【動画】女王・宮﨑小雪がキレあるパンチで快音響かせる!公開練習の模様
宮﨑は公開練習でパンチのみのミット打ちを披露。ハードパンチャーの小林に対しての“カウンター攻撃”を意識してか、シャープでスピードあるコンビネーション、破壊力のある左ストレートをミットに叩き込み、快音を響かせた。
宮﨑は大会1週間前の現在のコンディションについて「疲労の具合や減量も良い感じに進んでいます。あと少し追い込みを頑張って、最高の状態でリングに上がれると思います」と笑顔。
さらに、初防衛戦という大一番についても「プレッシャーは全然感じていない。自分でもびっくりするぐらい平常心。普通の試合と変わらないような感覚なので、良い精神状態で挑めると思います」と、非常にリラックスした様子を見せた。
今回の相手の小林とは20年10月と21年1月に2度対決し、いずれも判定勝利。自身のSNSでも「レベルが違う」と既に圧勝を予告しているが、小林について「(以前より)強くなっていて、よりパンチがパワフルになっている。そして、パンチだけでなく、蹴りとかの技術も上がっているのを感じる。これまで戦ってきた選手の中で小林選手が一番パンチ力があります」と侮る様子はない。
その一方で、今回の戦いのテーマをパンチの「パワーvsスピード」対決とし、小林のパンチ力に対し、技術とスピードが上回る自分がカウンターを狙う展開に持ち込むイメージ。「前回より成長した姿だったり、山場のある、王者として魅せる戦いをしたい。完璧な試合を目指す」と、強く意気込んだ。
宮﨑は今年2月の前戦で、小林と似たタイプのハードパンチャーの百花を圧倒。その試合を通し全体的なレベルアップを実感しているが、まだまだ課題はあると謙虚な姿勢。今回の防衛戦は自身のパフォーマンスの完璧さを求めているが、「打ち合いの中でタイミングよく当たれば」と、KO勝利も意識した。
まずは初防衛することが目前の課題だが、先日に現役引退した寺山日葵が担っていた“RISE女子エース”の座も、宮﨑は強く意識するところだ。
「寺山選手は(自分と)2個しか年違わないのに、(RISE)女子を引っ張って行った。さらにRISEだけでなく他の団体からも注目を集めていた。寺山選手を越えられる位の引っ張れる存在になりたい」と、次期エースを目指す。
そのエースになるには、発信力、注目度が必要と自己分析する宮﨑。今年からRISEが提携する欧州最大のキック団体GLORYや、6月のメガイベント『THE MATCH』についても参戦にも大きな興味を示した。
進化が止まらない19歳の若き女王・宮﨑。果たして、初防衛戦ではどのような戦いを見せるのか。
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