那須川天心「地上波で放送無しならやめてもいい」未来の格闘技界へ切実なる訴え
6月19日(日)に開催される那須川天心vs武尊がメインの注目の格闘技イベント「THE MATCH 2022」(東京ドーム)について、2時間の生中継枠を確保していたフジテレビが放送しない旨を昨日正午に明らかにした。
この決定に昨夜、大会実行委員の榊原信行氏も緊急会見で突然すぎる決定に驚きを隠せず、フジテレビ側に再検討してほしいと会見上で訴えた。
そして本日、正午、那須川天心が”地上波でやらないならやめてもいい”との内容を自身のインスタグラムにアップした。
【フォト】那須川天心のメッセージ、天心と武尊が睨み合う写真など
那須川は「たまたまつけたテレビで人生が変わることもあるし、俺は地上波で 格闘技を見てキックボクシングを始めた。だから最後は絶対にテレビでやらないと恩返しが出来ない。この試合を見て格闘技を始める人、何でもいいから何かを始める人、沢山居ると思う。そのきっかけになりたい」と自身と重ね合わせ、これから格闘技を始める原石たちのために地上波が必要だと訴える。
そして「確かに時代はネットやYouTubeかもしれない。PPVでやれば沢山のお金が稼げるのかもしれない。けれどそんなのはどうでもいい。目先のお金なんてちっぽけだし、俺はお金の力には負けたく無い。
この試合は沢山の子供達、未来のある人達、より多くの人に観てもらいたい。それには地上波しか方法は無い
もし地上波でやらないのであれば俺はもうやめてもいいと思ってる。最後なんだ これで終わりなんだ 頼む。
日本はまだまだ出来るはず」と地上波復活のメッセージを送った。
那須川はこの対戦の会見で、さらにファンや選手が拡大できるよう未来の選手たち、いまの子供たちのためにやっているという想いを語ってきた。最前列のチケット料金300万円が話題となった時は「子どもに優しくないなと思いました」とも発言している。インターネットテレビABEMAで放送するも、PPVの有料放送だ。だからこそ無料で見ることができる地上波、家族で大画面で無料で見られる地上波放送は重要視していたのだろう。
武尊も昨日、フジテレビ中止を受け自身のSNSに「この試合の意味を分かって欲しい。 まだ諦めません」とメッセージを発した。
この想い、フジテレビ、そして各民放放送局に届くか。
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