【ROAD TO UFC】松嶋こよみ、ONEを離れUFCへ挑戦!30歳を前に不退転の決意=6.9
6月9日(日本時間)にシンガポールで開催される『ROAD TO UFC』フェザー級(-65.8kg)トーナメント1回戦にて、韓国強豪のホン・ジュンヨンと対戦する、松嶋こよみ(29=パンクラスイズム横浜)が戦前インタビューで心境を語った。
『ROAD TO UFC』は、世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体『UFC』との契約をかけて争うトーナメント。アジア市場開拓と選手の発掘を目的とし、今回は軽・中量級の4階級(フライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級)のアジアトップ選手が招聘された。
世界最高峰の舞台に上がることをキャリア最大の目標であると常々口にしていた松嶋。これまでアジア最大級の獲得技団体ONEで上位ランカーとして活躍していたが、ONEとの契約更新を行わず、30歳を目前とした中で、UFC参戦への“千載一遇のチャンス”を手にした。
「正直ONEから離れようと思ったのが、年齢的にもUFCへのチャンスはあと少ししかないというのがあった。ONEを離れるという決断をして、そのタイミングでこうやって1年半ですけど、チャンスが巡ってきたので、これは『自分のためのトーナメント』なんじゃないかと思う。ここで勝たなくていつ勝つんだ、という気持ちで練習をしています」と不退転の決意。
気になるのはONEの最後の試合から約1年半経ってしまったことだが、松嶋は「今年に入ってからすぐにでも試合をしたいという気持ちはすごくあった。しかし、期間が空いてしまった分、しっかりと練習も積んでこれたし、ONEで戦ってきた経験は生かせる」と自信。
続けて「全体的なレベルアップはもちろんだが、今まで詰めてこれなかった打撃の部分だったり、打撃の破壊力だったり、鋭さだったりはすごく上がっていると思う」と、打撃の能力が上がったことを強調した。
相手のジョンヨンについて「(ジョンヨンの)試合動画はけっこうYouTubeなどに上がっているので、そういう部分はしっかり確認し見ています」としっかりと研究済みの様子。
しかし「今まで感覚的に相手に合わせた作戦を考えていたが、今回は『自分をどう出すか』ということを意識しています。もちろん相手の癖だったり、攻撃パターンだったりは見つつも、自分がどういう攻撃をしていくかというのを重点的にやってきました」と、相手の攻略より、自分のパフォーマンスを最大限に引き出すことがより勝利に近づくと考えているようだ。
松嶋といえば、打撃とタックルの動作の隙間がなく、流れるような動きでアグレッシブに攻め続けるのが魅力だ。それが今回の“充電期間”の練習を通してより向上したという。
「すごい無駄を省いていき、より良くなっていると感じます。パンチ、蹴りが単体でなく、両手も両足も使えるし、それが『全部つながっている』というのを意識しています。相手にとってはどれが来るか分からない。さらにシームレスになったと思う」と、更なる成長に手応えを感じているようだ。
不退転の決意でキャリア最大のチャンスに挑む松嶋。今年いっぱい続く過酷なトーナメントを制し、UFC契約を勝ち取る姿に期待したい。
松嶋が参戦する『ROAD TO UFC』はABEMAで完全無料生中継される。
▶︎次ページは【動画】松嶋がロシア強豪ガフロフをKOした衝撃シーン
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