【RIZIN】平本蓮がMMA初勝利の理由を語る、次の試合は「秋頃、レスラーでもいいかな」
7月2日(土)に開催された『RIZIN.36』(沖縄アリーナ)の[メインイベント RIZIN MMAルール(66.0kg)]で、元シュートボクシング2階級王者・鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)に判定勝利し、MMA初勝利を挙げた平本蓮(ルーファスポーツ)が試合後インタビューに答えた。
試合では終始打撃の的確さで上回り、鈴木のテイクダウンもことごとく防いでみせた、MMAの成長を見せつけた勝利だった。
平本は試合を振り返り、相手の鈴木について「めちゃくちゃタフだった。蹴りがすげえ強かった」と評する。
右腕をさすりながら「(鈴木の)1Rの一発目で、右ヒジがすげえ腫れてるんですけど。キックボクシングからやってきて、一番蹴りが強かった。1、2ラウンドにもいい感触でパンチが当たって、ぐらついてもすぐ立て直したんで」と、強打と打たれ強さを併せ持っていたと語る。
今回、勝利の要因は「焦らず、徹底して自分の距離を守った」ことだと言う。「昔の自分だったら、効いたらすぐ行っていたし、オープンフィンガーグローブだと、どうしても勝ち気になってしまい力む部分があった。うまくコントロールして、練習の成果が出たかな」と落ち着いて自分の間合いで戦い続けた。
相手の出方も、予想通りだった。
平本は「想像通りの試合の組み立てが出来た。必ずテイクダウンで来ると思っていて。1R、ああいうふうに徹底的にテイクダウンを切れたら、もうテイクダウン取れないなと思ったと思う。2Rテイクダウン狙いは来なかったんで。自分のテリトリーというか、完全制圧出来た。3R通してコントロール出来たのが、すごく自信になりました」と初勝利は、内容でも合格点だったようだ。
次の試合では「もっとパワーをつけて、KO勝利で飾れるように。早く試合をしたい。秋頃にやって、次に大晦日が理想かな」と貪欲だ。
相手は「テイクダウンに来てくれる相手だったら、もっと削れるんじゃないかな、お前が疲れるだけだよと。ずっとストライカー相手でやってきたので、次はレスラーでもいいかな」とテイクダウンディフェンスに自信を持ったようだ。
試合前には「打撃だけで行く」と発言していたが、有言実行の試合となった。この打撃に特化して寝かされないスタイルを「平本蓮の一つの型として出来上がったのかな。これから、さらに引き出しを増やして打撃だけでいきます」と、この”型”を極めていくようだ。
最後に「僕は絶対UFCのチャンピオンになるし、RIZINでもなれると思うんで。目標は変わらないです。まだ24歳なんで、格闘技は40歳まで続けたいけど、まだあと16年あるんでこれからです」と、ここからがスタートだと意気込んだ。
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