【ボクシング】美人ボクサー伊藤沙月がプロデビュー戦で勝利「実戦やスパーを積みながらいい試合したい」

2022/07/14（木）UP
（最終更新：2022/07/14 08:22）

　7月13日（水）東京・大田区総合体育館にてWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔が、ドニー・ニエテスを挑戦者に迎え、5度目の防衛に成功した。
　アンダーカードでは、アマチュアボクシングの元全日本女王で、美女ボクサーとして注目されている伊藤沙月（31=志成）が、サオワラック・ナリーペンシー（タイ）を判定3-0（59-55、60-54×2）で破り、プロデビュー戦を勝利で飾った。

【フォト】伊藤の激闘と前日計量の写真

　伊藤は、1Rから圧力をかけながら右から左を的確に決めていきペースを掴むこととなったが「思った以上に手数が出なかった。ヘッドギアなしは初めてなので、感覚を掴むのに苦戦しました」と反省しきり。

　2R以降は、少しずつ動きが良くなり、サオワラックの強打をヘッドスリップでかわして右を当てるなど非凡なところを見せた。試合を振り返った伊藤は、「KOの方が華やかですが、いい6ラウンドになりました。このデビューをキッカケに、実戦やスパーリングを積みながらいい試合ができたらと思います」と前向きに語った。

　KOを狙っていたという伊藤。最終6ラウンドでは、ワンツーからの左でサオワラックをロープ際で追い込む場面もあり、今後に向けて楽しみな内容を残した。2戦目は、さらに注目を集めそうだ。

＜伊藤沙月の近況＞

　アマチュアボクシングの元全日本女王で、美女ボクサーとして注目されてきた伊藤沙月（31=志成）がプロデビュー。伊藤は、高校時代からボクシングを始めキャリア1年で全日本女子大会で優勝。以降、テレビなどで美女ボクサーとして注目され、ロンドン五輪強化選手に。自衛隊体育学校でも五輪目指し活動してきたが、16年の全日本女子大会を最後に引退。外資系の保険会社やジムインストラクターを経験したが、プロ入りを決意し昨年11月にプロテスト合格した。

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