【UFC】無敗の超新星チマエフ、9.11大会で悪童ディアスと激突か=海外報道

2022/07/21（木）UP
（最終更新：2022/07/21 17:00）

　9月11日（日本時間）に開催予定の総合格闘技イベント『UFC279』のウェルター級マッチにて、同級3位のカムザット・チマエフ（28=ロシア）が、ネイト・ディアス（37=米国）と対戦すると、米スポーツ専門メディア「ESPN」を含む複数の海外メディアが20日に報じた。

【動画】チマエフの衝撃の17秒殺KO！一撃で相手は失神ダウン

　ESPNのMMA記者ブレット・オカモト氏の情報によれば、両者は口頭で合意しており、試合はメインイベントの5ラウンドで行われる予定だという。

　チマエフはこれまで11戦全勝というパーフェクトレコードを誇り、UFCでも参戦以来5連勝を決めるなど、超新星として注目を集める。新型コロナの後遺症に苦しみ一時は引退宣言もしたが、見事に復活。前戦となる今年4月にタイトル戦の経験を持つ強豪ギルバート・バーンズと激闘の末、判定勝利を収めた。

　対するディアスは激しいファイトスタイルと問題行動で、兄ニックと共にこれまでUFCをにぎわせて来た悪童。荒く好戦的な打撃と、シーザー・グレイシー仕込みの確かな寝技でファンの人気が高く、コナー・マクレガーと2度対戦し1勝1敗と引き分けている。約1年半ぶりの登場となった昨年6月でレオン・エドワーズに判定負けを喫した。

　ディアスは現在のUFCとの契約が残り1試合となっており、本人が別団体での戦いを希望していることから、この試合がディアスのUFCラストマッチになる可能性があると注目されている。

　果たして、チマエフとディアスの激突はどの様な戦いとなるのか、期待したい。

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