【ベラトール】“27秒殺KO”ムサエフ、母国アゼルバイジャンでのタイトル戦実現を猛アピール!王者パトリッキー「11月に会おう」受けて立つ
7月23日(日本時間)米ワシントン州にて開催された『BELLATOR 283』のライト級マッチで同級1位のシドニー・アウトロー(米国)を27秒殺KO勝利を飾ったトフィック・ムサエフ(32)。試合後の記者会見で、母国アゼルバイジャンでのタイトル戦挑戦の実現をアピールした。
ムサエフは19年のRIZINライト級トーナメント覇者で日本でも人気の選手。今回のベラトール初戦で、いきなり同級1位のアウトローとの対戦となったが、強烈な右オーバーハンドを叩き込み、衝撃的な秒殺KO勝利。世界中のファンを驚かせた。
【動画】ムサエフのオーバーハンド炸裂!衝撃の27秒殺KOシーン
ムサエフは試合後の会見で「母国アゼルバイジャンで“ピットブル”とタイトル戦を行いたい。そうなれば最高だ」と、祖国での、現ベラトールライト級王者のパトリッキー・“ピットブル”・フレイレとのタイトル戦を要求した。
さらに「“ピットブル”自身も私と再戦をしたがっているはずだ。彼もあれから練習を重ね、技術も向上し強くなっているだろうから、前回よりもさらにエキサイティングなファイトになると期待している」とコメント。
パトリッキーとは19年大晦日のRIZINライト級トーナメント決勝で対戦し、激闘の末にムサエフが判定勝利を収めていることから、次回、両者が戦うことになれば、パトリッキーにとっては、自らのベルトを賭けての雪辱戦となり、ムサエフはタイトル挑戦者ながら、パトリッキーの”挑戦”を受けて立つ立場になる。
RIZINのトーナメント優勝の模様がアゼルバイジャン国内でも生中継され、ムサエフが国民的な英雄となていることから、もしこのタイトル戦がアゼルバイジャンでの実施となれば、国をあげての歴史的な一戦になるに違いない。
そして、ムサエフ自身も20年9月に始まったアゼルバイジャンとアルメニアとの紛争『ナゴルノ・カラバフ戦争』で約1年半も徴兵で従事した愛国者であるだけに、母国ファンの前でその勇姿を見せたいことだろう。
ムサエフに狙われる立場となったパトリッキーだが、ムサエフの試合後に自身のSNSを更新。「決まりだ。11月に会おう、トフィック」と、ムサエフの対戦要求に受けて立つ構えを見せた。
日本のRIZINで生まれた両者の因縁。前回は判定だったが、3年後にベラトールの舞台ではKO決着となるか。ムサエフとパトリッキーの、早期タイトル戦実現を期待したい。
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