【K-1】さらば“魂の破壊王”卜部弘嵩、引退セレモニーで「この景色も沢山見てきた」と感慨

2022/09/11（日）UP
（最終更新：2022/09/13 13:25）

　9月11日（日）神奈川・横浜アリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN〜よこはまつり〜』で、第2代K-1スーパー・フェザー級王者・卜部弘嵩の引退セレモニーが行われた。

【フォト】卜部弘嵩の引退セレモニーの様子、武尊や実弟・功也もプレゼンターで登場

　多くの強豪勢と真っ向勝負しなぎ倒してきたことから“魂の破壊王”とファンに愛された卜部。正装し入場曲をバックに花道を進んでリングインすると、関係者や家族から花束が贈られる。武尊や実弟で拳を交えた卜部功也もプレゼンターを務めるなど、感慨深い式典となった。

　マイクを持った卜部は「このリングも新生K-1旗揚げ当初から、もっと前からたくさん戦ってきました。本当にこの景色も沢山見てきたんですけど、今日で最後になるかと思うと、いろいろ思うことがあります。ファンのみなさん、今まで僕のことを応援してくれたみなさん、本当にありがとうございました」と挨拶。

　10カウントゴングを聞くと花道を歩いて戻り、ファンに一礼して舞台裏へと下がった。

卜部弘嵩（うらべ・ひろたか）
　K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST所属。生涯戦績37勝（18KO）20敗3分。2015年11月、功也との兄弟対決に勝利し、第2代K-1スーパー・フェザー級王者となる。18年にフェザー級に転向。同年11月に芦澤竜誠からKO勝利。19年11月にK-1横浜大会で第3代フェザー級王座決定トーナメント準決勝でジャオスアヤイとダウンを奪い合う激闘を繰り広げ、惜しくも判定負け。21年9月に芦澤と対戦して敗北。最後の試合は、今年2月27日の島野浩太朗となった。Krushでは初代・第4代スーパー・フェザー級王者として合計5度の防衛に成功。不屈の闘志で、つねに観客を魅了してきた。

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