【シュートボクシング】海人、現役ムエタイ王者との“ヒジ有りルール”へ「世界最強になる男というのを見せる」
9月17日(土)に東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2022 act.4』メインカードの[70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり]にて、MAX MuayThai-76kg級王者のケンダル・カラクァート(ベルギー/トルコ)と対戦する、SB日本スーパーライト級王者・海人(TEAM F.O.D)の試合前インタビューが主催者から届いた。
海人は“SBの最高傑作”と評される絶対的エース。今年6月の『THE MATCH 2022』でK-1王者の野杁正明を撃破し、日本最強を証明した。“対世界”の挑戦を掲げた海人は、続く8月の『RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA』でスロベニア強豪のサモ・ペティと対戦し、延長にもつれこむ激闘を制した。
「1R序盤に蹴って右足を地面に着いた時に親指に違和感を感じました。以前に脱臼した箇所と似たような感覚だったのでこれは脱臼したなと」と、試合中に足を負傷したことを明らかにする海人。
「いつも踏ん張れているところで、(身体が)流れてしまうので影響がなかったといえば嘘になる。しかし、それできっちり倒せなかったのは自分の実力が足りなかったということ。自分の中のリズムが崩れ、そこで対応しきれなかった自分の弱さが出たのかなと思います」と、勝利するも、自分を厳しく評価する。
この足負傷から1ヶ月足らずでのメイン出場の理由を「僕は試合間隔を空けたくないですし、今は回復して問題ない。怪我をしていたとしてもSBのエーとして任せられた仕事をしっかり全うしたいと思ったから」と説明。
加えて「世界に挑戦していく中でムエタイの現役チャンピオンとやらせてもらえて、しかも久々のヒジ打ちありということなので試合に対するモチベーションが上がりました」と興奮している。
対戦相手のカラクァートはタイで人気のムエタイイベント『MAX MUAYTHAI(マックス・ムエタイ)』の王者。その印象を尋ねられると「ムエタイの選手らしく独特のリズムで戦うのですが、ヒジ打ちを主体に、コンビネーションとかも巧くて、通常のムエタイとはまた違う動きをするのが印象的でした。MAX MUAYTHAIの現チャンピオンですし、僕は70kgの世界の頂点に立つためにもクリアしないといけない一戦だと思います」と強敵であることを認めた。
今回、海人がヒジ有りルールで戦うのは、今年2月のチューチャイ・ハーデスワークアウトジム戦以来。そのことについて「チューチャイ戦からそれほど感覚が空いたわけではないですし、ヒジ打ちがあることでいつも以上に自由に戦える感覚があります。THE MATCHの試合以降、自分のことを応援してくれる方も増えたので、僕のヒジ打ちありの試合も見ていただいて、しっかり盛り上げた上で勝ちたいと思います」と、ヒジ打ちありルールでも世界最強を目指すことを誓った。
海人は最後に「自分が世界レベルの選手であること、自分が世界最強になる男だというのを次の試合で見せるので楽しみにして下さい」と意気込んだ。
▶︎次ページは【動画】海人の戰慄のヒジが炸裂!怪物くん・鈴木を顔面流血に
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