【超RIZIN】メイウェザーが朝倉未来の健闘を称賛「とてもタフで、覚悟が伝わってきた」
『超(スーパー)RIZIN』のボクシングエキシビションで朝倉未来(30=トライフォース赤坂)から2RKO勝ち(=エキシビションマッチのため非公式記録)を収めた、プロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が試合後インタビューに応じた。メイウェザーは何発か被弾したものの右で朝倉をKOし、強さを見せつけることに成功した。
インタビュースペースへ現れたメイウェザーは「今回は、大成功だった。楽しんでもらえたと思う。相手がいくつかのいいパンチを当てて、最高の試合になったね」と笑顔を見せて上機嫌に語った。
メイウェザーはウォーミングアップをほとんどしないで試合をしたことについて「本当だったら2週間前に来日して、調整したかったけどできなかった。実は、昨日は3時間しか寝ていない。試合の3時間前に起きた感じだった。ちょっと体の動きが悪かったけど、言い訳にはしたくない。誰でも人なりのウォームアップは必要だけど、ジムで練習する時も熱いシャワーを浴びるだけですぐに動くことを長くやっているんで問題なかった」と自己流を貫いていることを明かした。
朝倉のパンチを被弾した場面は「これは、エキシビションマッチ。本当の試合ではない。一発もらったからどうとか、これまで世界トップの選手のパンチをもらっているので気にしていない。それでも彼を誇りに思う。盛り上げることに貢献したから。2人で楽しめたし、みんなも楽しめたと思う」と褒め称えた。
さらに「とてもタフで、覚悟が伝わってきた。これまで戦ってきた相手は、一発もらうまで気を抜いてしまっていた。でも彼は一発もらっても闘いに来た」と評価した。
フィニッシュにつながったパンチについては、「自分の中では最後まで戦うつもりだったが、そんなに強く当てていなかったが、その前のパンチで積み重なって倒れたんだと思う」とダメージの蓄積を強調した。
朝倉の印象については、「試合中に相手のデータを取る。いつもプレッシャーをかけて様子を見るんだけど、どんなファイターでも1Rは強い。朝倉も、強いパンチを打ってきた。だから、こっちもボディへ強いパンチを打つようにした。舌を出してきたので遊ぶつもりなのか、そのつもりならばどこまで持つかやってみようと思ったが、2Rから呼吸が荒くなっているのが分かった」と変化を感じていたという。
マニー・パッキャオとの対戦が期待されていることについては「自分は、この競技から引退した。自分は自分の要求が通るように、実績を積んでこうなっている。だから自分が、すべてをコントロールするつもりです。現役をやるつもりはない。エキシビションマッチで余分なダメージを負うリスクはしないし、世界中のみんなを楽しませるつもりでいます。マニーは競技が引退させたと思っているので、やり直したいのだろう」と再戦を否定した。
自分のボディガードのジジの敗北は、「誇りに思う。よくやったよ。初めての試合を戦ったんだから、胸を張ってほしい。自分がジジと会って13年間、これまでも変わらずに友達だ。挑戦したことを誇りに思う。よくやった!」とメイウェザーはメッセージを送り席を立った。
▶次ページは、【動画】メイウェザーの強烈な右で朝倉からKO勝ち
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