【ボクシング】井上尚弥、4団体統一に「圧倒的な差で仕留める」12.13有明

2022/10/13（木）UP
（最終更新：2023/01/24 20:58）

　本日10月13日（木）WBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥（29＝大橋）対WBO同級王者ポール・バトラー（33＝英国）のバンタム級4団体統一戦が、横浜市内にて正式に発表された。12月13日（火）東京・有明アリーナにて行われる。

【写真】壮観！井上尚弥が3本のベルトを持ち、4団体統一を誓う

　会見に登壇した井上は、バトラーについて「全てのレベルにおいて、まとまった高い技術を持つ選手」としながらも「少しずつ自分のボクシングで弱らせ、仕留める。圧倒的な力の差を見せて4団体統一を成し遂げたい」と”日本人初”の偉業達成を誓う。
　
　警戒すべき点として「倒されないボクシングを徹底された時、自分がどう対応していくか考えながら準備している」とディフェンシブな戦法で来られた時の対策を練っていると言う。

　勝てば念願の4団体統一だが、井上は「過去最大のモチベーションをもって試合に挑める。ここから2か月、きっと物凄いモチベーションの中、トレーニングを積んでいけると思うので、自分自身に期待をして12月13日を迎えたい」と熱く意気込んだ。

　また「常々4団体統一をしたいと言い続けたが、この試合はこのバンタム級での最終章、そしてスーパーバンタム級へのスタート。まだまだ上を目指しているので、ここがゴールではなく、あくまで通過点。この先のキャリアに向けての一戦として考えている」とライトフライ級、スーパーフライ級と続いてきた、4階級制覇を目指す道のりの過程と語った。

　なお、今大会の前座には弟の元WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真やOPBF・東洋太平洋フェザー級王者・清水聡、WBOアジアパシフィックスーパーライト級王者・平岡アンディ、さらにOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹ら大橋ジムの王者勢が揃い踏みする。

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