【RIZIN】“不撓不屈”の貴賢神、豪腕ギブレインに「実力差はあるが、怯まず立ち向かう」と気合い
11月6日(日)に愛知・ドルフィンズアリーナにて開催される『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』の[第7試合 RIZIN MMAルール(無差別級)5分3R]にて対戦する、貴賢神(フリー)とカルリ・ギブレイン(BRAZILIAN THAI)が、4日に個別インタビューに応じた。
【動画】貴賢神が激突する豪腕ギブレイン、一撃で相手を吹っ飛ばすKO!
貴賢神は、同じくRIZINに参戦するスダリオ剛の双子の弟。少年時代より空手やキックボクシングを学び、中学卒業後に相撲を始め、17年には新十両に昇進を果たした。しかし、21年に不祥事を起こして相撲界から引退。今年4月のRIZINデビュー戦で関根“シュレック”秀樹と対戦するもKO負けした。
シャープな顔立ちで登場した貴賢神は現在の心境について「デビュー戦とは違う緊張感がある。体重もしっかり落としてきたので、自信はある」と意気込み。
デビュー戦からの約7ヶ月間。特に強化した部分は「スタミナ面の向上」といい、現在の体重もデビュー時と比べると13kg減と、より動ける体になった事をアピール。しっかりと走り込んで持久力をつける傍ら、打撃や寝技などの技術面もかなり成長があるという。
今回の試合のテーマは「不撓不屈」(ふとうふくつ)と語る貴賢神。大相撲時代の親方、貴乃花光司氏が、大関の昇進伝達式で口にした「どんな困難な壁もぶち破っていく不屈の精神を持つ」という意味の言葉だが、「キャリア的にも、戦績的にも、実力的にも、ギブレイン選手とは現時点では差があると思う。どんなに強い相手でも対戦するからには、絶対に怯まず、立ち向かいたいと思う」と、その言葉を選んだ理由を説明した。
果たして、不撓不屈の精神を持って、貴賢神はMMA初勝利を手にすることはできるのか。
対するギブレインはブラジル出身で“アマゾンの怪物”の異名を取る豪腕ファイター。18年9月に総合格闘技イベントHEATのMMA王座を戴冠した実績を持つ。今年5月に総合格闘技団体GLADIATORのヘビー級王者となり、9月にRIZIN初参戦するもシビサイ頌真に一本負けを喫した。
ギブレインは貴賢神の戦い方について「相手はテイクダウンを狙っていくると思うが、対応する準備ができている」と万全の準備を強調。さらに「寝技を強化した。ヘビー級で負ける気はしない。今回は初回KOを狙う」とKO宣言した。
「もっと凶暴でもっと激しい試合を見せたい。対戦相手は1R持たないと思う」と、対戦相手だけでなく観客にもインパクトを与える衝撃的な戦いを見せる構えだ。
ギブレインといえば、目を引かれるのが、その強靭な肉体。実は父親が身長2mを超す大男で、自身も特に筋トレなどはやったことはなく、この肉体はあくまで、ボクシング、柔術、ムエタイ、総合など格闘技の練習を通して培われたものだという。
共にRIZIN初勝利を目指す両者。KO必至の無差別級バトルを制するのは、貴賢神か、ギブレインか。
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