2022/11/25（金）UP
（最終更新：2022/11/25 17:47）

女子3試合が、明日の大会を盛り上げる

　11月26日（土）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.143』の前日計量が、25日（金）13時より都内にて行われた。メインイベント・セミファイナル出場選手が計量をパスする中、注目の女子選手も計量で肉体美を披露した。
　まずは、第7試合Krush女子アトム級に出場する優（NEXT LEVEL渋谷）は44.95kg、松谷綺（ALONZA ABLAZE）は44.60kgでともに計量をパスした。

【フォト】優と松谷の美腹筋など女子6選手の計量、全身写真も（全12枚）

再びアトム級ベルト戦線に絡んでいきたい優（左）と松谷（右）

　Krush女子アトム級の注目カードとなる優vs松谷。優は美容室のオーナー兼アイメイクアーティストの顔を持つファイターで、フィジカルを活かした真っ向勝負するスタイルを武器とする。昨年2月には、菅原美優のKrush女子アトム級王座に挑戦したが判定負け。

　対する松谷はNJKF、BigBangでアマチュア王者となり、昨年10月にKrushデビューし2連勝。今年6月に［初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント］へ参戦したが、菅原美優に一回戦で判定2-0で敗れている。ともにここを勝ち抜いて、共に再びタイトル戦線に絡みたいところだ。

　記者会見に出席した優は、「目立つ試合をして、圧倒して勝ちたい」とコメント。松谷は、「自分が圧倒して、楽しんで勝ちたい」と応戦した。どんな試合を見せたいか聞かれると優は「みんなが思うほど、気持ちが強くないんで、もっと気持ちの出た自分を見せたいですね」とコメントし、意外な一面を見せた。松谷は「テクニック、スピード、蹴りを見せていきたい」と技でアピールしたいと語った。

バチバチの展開が予想されるMOE（左）とケイト（右）の対決

　第6試合Krush女子ミニマム級に出場するMOE（若獅子会館）は47.70kg、ケイト・ウィラサクレック（WSRフェアテックス三ノ輪）は47.85kgで計量をパスした。

　MOEは、今年6月に行われたK-1の女子大会『RING OF VENUS』より階級をミニマム級に上げ、高梨knuckle美穂と2度に亘って激戦を繰り広げたMARIを判定で撃破。対するケイトは、同大会でKAIに勝利。現在は2連勝中で絶好調でのKrush参戦となる。

　計量を終えたMOEが「階級を上げて2戦目。面白い試合をして倒しに行きます」と語れば、ケイトは「アグレッシブに戦っているという声があったので、それに応える試合をしたい」と返した。

　この階級はベルトがないため、MOEは「ベルトを作ってもらえる試合をしたいし、ベルトを巻くのはMOEだろうと思われるようにしたい」とアピール。ケイトは「女子は近い距離でぐちゃぐちゃになる試合が多い。距離を取ってテクニックで勝負したい」と具体的な戦略を明かした。

プレリミナリーファイトの豊嶋（左）とKiho（右）の試合も要注目

　プレリミナリーファイト女子-46kgに出場する豊嶋里美（TEAM OJ）は45.80kg、Kiho（TeamK.O.Garage）は45.80kgでともに計量をパス。

　豊嶋は、今年2月に松谷綺と対戦して判定負けを喫した。21年8月にはKihoを判定で破っているだけに、ここで勝って勢いに乗りたいことだろう。Kihoは、今年1月にチャン・リーに判定負け、谷田美穂とドローと、勝ち星を欲しいところ。豊嶋にリベンジして、勝ち星を先行させていきたいところだが、どんな試合を見せてくれるのだろうか。

　明日の大会は女子3試合が組まれているが、前回大会は菅原美優とチャン・リーがメインイベントのタイトルマッチで盛り上げたばかり。女子の勢いも増しているため、男子に負けない3試合にも注目が集まる。

＜計量結果＞
▼第7試合　Krush女子アトム級/3分3R・延長1R
優（NEXT LEVEL渋谷）→44.95kg
vs
松谷綺（ALONZA ABLAZE）→44.60kg

▼第6試合　Krush女子ミニマム級/3分3R・延長1R
MOE（若獅子会館）→47.70kg
vs
ケイト・ウィラサクレック（WSRフェアテックス三ノ輪）→47.85kg

▼プレリミナリーファイト第1試合　女子-46kg契約/2分3R
豊嶋里美（TEAM OJ）→45.80kg
vs
Kiho（TeamK.O.Garage）→45.80kg

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