【キック】元“年俸120円”Jリーガー安彦考真、筋肉バキバキで計量パス、スイス強豪と完全決着へ=12.9 EXECUTIVE FIGHT
12月9日(金)に東京・八芳園で開催される経営者らが参戦するキックボクシングイベント『EXECUTIVE FIGHT』(以下、エグゼクティブファイト)の前日計量が8日に行われ、第6試合プロキックボクシング(-67kg契約)3分3Rに出場する安彦考真(あびこ・たかまさ=44)は66.75kgでパスしバキバキの筋肉を披露、パトリック・カバシ(TKBC=25)も64.45kgでパスしマッスルポーズを決めた。
2人は、今年10月にスイスの『ノックアウト・ファイトナイト8』でダウンの応酬の激闘を展開し、引き分けに終わっており、今回の再戦で決着をつける。
【フォト&動画】安彦が計量で見せた筋肉バキバキボディ、カバシもマッスルポーズ、前回の試合でダウンの応酬動画も
安彦は41歳でJリーグデビューし、年俸120円という破格ながらも夢を掴んだが、20年12月にJリーグを引退。その後、RIZIN出場を目指し昨年4月にアマチュア格闘家としてデビュー。その後、RISEでプロデビュー2戦ともKO勝利で、今回、初の海外戦に準備万端で挑み、戦績4戦2勝2敗2KOのパトリックと対戦することとなった。
前回の試合で安彦は1R、サークリングしながら様子を見る。圧力で前に出るカバシ、安彦もパンチで連打に出るとカバシが右フックをカウンターで合わせ安彦がダウン、すぐに立ち上がり、終盤に連打反撃するが差をつけられる。
しかし2Rから、いつもに安彦の馬のような猛ラッシュが始まり、ヒザ蹴りがボディをえぐり効かせる。度々スリップダウンするカバシ、そのスリップダウン判定も本当のダウンかと思われるものもあった。
そして3Rのラスト10秒、安彦の右フックが入りカバシがマットに崩れ、ようやくダウンとなる。立ち上がるカバシ、再開直後に終了のゴング、判定は引き分けとなった。
計量を終えた安彦は、「明日、カバシ選手と再戦ができることを楽しみにしています」と気合いのコメント。カバシは「前回の試合は厳しい内容でしたが、トレーニングを積んできたので楽しみにしています」とこちらもモチベーションが高い。
安彦は「前回はアンディ・フグさんの故郷のスイスで試合ができたことを感謝しています。唯一のプロの試合になるので、今はサッカーのワールドカップで盛り上がっていますが、負けないようにいい試合をしたいと思っています。僕はサッカーを引退した時にRIZIN出場を目標に43歳のド素人が格闘技をしてきたので、明日はしっかりと勝って次のステージに上がりたいと思います」と抱負を語った。
着実に試合経験を積んでいる安彦が、明日の国際戦、プロの試合で結果を残せるか注目が集まる。
▶次ページは、【フォト&動画】安彦の激闘とパトリックのダウンの応酬、試合動画も
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