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【極真会館】元世界王者でK-1でも活躍したフィリォとグラウベが除名処分に

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2022/12/11(日)UP

フランシスコ・フィリォ(右/写真は2018年)とグラウベ・フェイトーザ(左/写真は2006年)が極真会館から除名処分となった

 極真会館(松井章奎館長)は、昨日10日、元極真世界王者でK-1でも活躍したブラジル支部長のフランシスコ・フィリォと、同じくK-1でも活躍した同支部所属のグラウベ・フェイトーザを除名したと発表した。

 発表によると「組織の秩序を著しく乱す行為があり、2022年12月8日付で除名処分」としたという。
 これ以上の詳しい理由は書かれていないが、両者は元K-1の繋がりでアーネスト・ホーストやピーター・アーツらも関わるプロ興行SENSHIなどへ積極的に顔を出すなどしていたようだ。このイベントは松井館長の極真の連盟である国際空手道連盟とは別の連盟となる、KWU(極真世界連盟)と共に活動する団体で、彼らは許可なく参加していた可能性もある。

極真会館が発表した、フィリォとグラウベの除名についての全文(国際空手道連盟 極真会館 公式サイトより)

 フィリォは極真空手で百人組手達成、99年の第7回全世界空手道選手権大会ではチャンピオンに。K-1でもアンディ・フグにKO勝ち、『K-1 WORLD GP 2001』準優勝など輝かしい戦績を残し、極真の象徴的存在であった。
 K-1引退後は世界大会などの主審を務めるなど、その健在ぶりをアピールしていた。

 グラウベも、99年の第7回と翌年の第8回全世界空手道選手権大会で2年連続4位入賞、『K-1 WORLD GP 2005』では準優勝しており、2人の今後の動向にも注目される。

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