【ボクシング】平岡アンディ、強豪仕留めたKOシーンを振り返り「父からGOサインが出たので」

2022/12/13（火）UP
（最終更新：2022/12/13 20:06）

　12月13日（火）東京・有明アリーナにて開催されたボクシングイベント『世界バンタム級4団体統一戦　井上尚弥vsポール・バトラー』のWBOアジアパシフィック スーパーライト級タイトルマッチにて、挑戦者のジュン・ミンホ（韓国）をKOで下し4度目の防衛に成功した平岡アンディ（大橋）が、試合後の会見に出席した。

【連続写真】平岡の左フックがヒット！KO勝利の瞬間

　サウスポー構えの平岡は1Rに右リードジャブで距離を測り、左を放つタイミングを見る。2Rは平岡の左にミンホが右を合わせる場面もあった。慎重に試合を進める平岡に、ミンホが3つ4つのコンビネーションで攻めるも、距離が届かない。4Rは平岡の左が当たらず、ミンホが連打で攻めることもあった。

　5Rは、平岡の左が入るもミンホが右をダブルで返す。長引くかと思われた8R、飛び込んだミンホに、アンディのジャブからの左アッパーがついにクリーンヒット！　ミンホは立ち上がるも、平岡は連打から更に左のフックを追撃すると、ミンホは再度崩れ落ちる。最後はレフェリーが試合をストップし、平岡がチャンスを逃さず、見事に仕留めてみせた。

　リング上で平岡は「今年4試合やって、来年、海外で試合をしたいと思ってやっていました。来年は海外でやっていきたいと思っていますが、みなさんの応援が必要です。よろしくお願いします」とコメントした。

　試合後の記者会見で平岡はKOした場面について「相手が疲れてきたらKOするつもりでいました。8Rはお父さんからGOサインが出たので、倒しに行きました」と振り返った。セコンドに就いた父のジャスティス・コジョ・トレーナーは相手のミンホがダメージを負っていることを判断すると、「8Rに行けるなと思って、チャンスあるなと思って言いました」と親子の連携が伴ったKOだったことを明かした。

　リング上でも話したように、2023年は世界で戦うという平岡アンディ。大橋ジムの仲間と共に、大一番に向かう。

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