【RIZIN】扇久保博正、3度目の対戦となる堀口恭司に自信「フライならUFCの王者にもなれる」=12.31
12月31日(土)さいたまスーパアリーナで開催される『RIZIN.40』のフライ級で堀口恭司(アメリカン・トップチーム)と扇久保博正(パラエストラ松戸)が対戦するが、通算3度目の対戦へ向けRIZINの公式YouTubeチャンネル『RIZIN CONFESSIONS #112』で前回の試合映像を紹介しながら、両者がこれまでの気持ちと試合への意気込みを打ち明けた。
【フォト&動画】2人の過去2戦、堀口の強烈パンチ、扇久保の顔面流血!今回の対戦インタビュー映像も
堀口は現RIZINバンタム級王者で第7代Bellator世界バンタム級王者。対する扇久保はRIZIN バンタム級 JAPAN GRAND-PRIX 2021優勝の実績を持つ。この対戦は「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」となり堀口はRIZIN王者であるが、Bellatorファイターのため、今回はBellator側として出場する。
両者は、13年の修斗と18年のRIZINで過去2回戦っており、いずれも堀口が勝利。扇久保にとっては悲願の堀口撃破を狙う戦いになる。2度目の対戦では1Rで扇久保がダウンを奪う見せ場を作るも、堀口が判定勝利。フィニッシュを狙った堀口だが扇久保に「ずっと防御されちゃってって感じですね」と振り返り、扇久保には戦う中で気弱なところを感じたという。
扇久保は「自分は格闘家向いてないんじゃないかな」と思うときもあると試合を振り返る。堀口との2戦はどちらも攻められず「ずっと守ってた」と悔しさをにじませる。2度目に負けた時に「何も目指すものが無いな」と本当にやめようとも思ったが、悔しさ、そして「次やったら勝てる」という気持ちがあり戦い続けることを選んだという。
その結果、扇久保は2021年のRIZINバンタム級トーナメントで優勝を成し遂げる。堀口は「扇久保選手はもともと持ってた力はあるんですけど、それにプラスちょっとだけ気持ち的に、内面的に下がらなくなったとかそういうところが強くなったのかと思います」と評価する。
現在、堀口はアメリカでマイク・ブラウンらと日々新しい技を研究しながら練習をしており、日本ではそこまで行っているコーチはいないのではないかとし「だから単純に日本人は技術で負けてるのかな」と分析する。
また、今回は今まで戦ってきたバンタム級から階級を下げたフライ級での対戦となる。堀口は自分の適性階級はフライだと思っていたが、無理してバンタムで戦ってきており「本当に世界のトップ取りに行くならフライだろうな」と語る。
扇久保は「(自分は)フライならUFCの王者にもなれるって思ってます」と語り、世間が堀口勝利への予想が多数なことに笑顔を見せながらも、扇久保は「今回は勝つ気がするんですよね。自分で」と意気込む。
今年、扇久保は父親になった。堀口はアメリカの永住権を取得し家も購入した。果たして、生活も環境も変化した両者の3度目の戦いは、階級を変えどのような結果となるのか。
<対戦決定カード>
▼RIZINvs.Bellator 全面対抗戦 フライ級
堀口恭司(アメリカン・トップチーム/現RIZINバンタム級王者/第7代Bellator世界バンタム級王者/Bellator世界バンタム級ランキング5位)Bellator
vs
扇久保博正(パラエストラ松戸/RIZIN バンタム級 JAPAN GRAND-PRIX 2021優勝)RIZIN
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