2022/12/21（水）UP
（最終更新：2022/12/21 17:56）

RIZIN榊原CEO（中央）は、朝倉未来（左）と朝倉海（右）のRIZIN参戦について言及した

　12月31日（土）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.40』の追加カード発表記者会見が本日都内にて行なわれ、会見後に榊原信行CEOの囲み取材が開かれた。
　話題の中心になったのは、メイウェザー戦のダメージで頭痛が抜けないと話していた朝倉未来と昨年の大晦日大会で右拳を骨折していた海の今後のRIZIN参戦について。会見で榊原CEOは朝倉兄弟の大晦日大会参加がないことを発表していたが、参戦時期の質問が飛んだ。

【フォト】朝倉海が拳を痛めた瞬間、朝倉未来がダメージを負ったメイウェザー戦のダウンシーン

　朝倉海の復帰時期について榊原CEOは、「海の大晦日参戦は、最後まで強く持っていました。12月に入っても迷っていましたが、ここで無理して試合をしてもその先がありますからね。『2023年はムチャクチャ試合をする』と本人が話していましたので、コンスタントに試合をしていくと思います」とした。現時点では春くらいに試合を予定しているようだ。

　朝倉海は、昨年の大晦日に行われたRIZINバンタム級トーナメント決勝で扇久保博正に判定負けを喫したが、準決勝で瀧澤謙太と戦った際に右手を骨折し、決勝は麻酔を打って戦っていたことを明かした。その後、手術をして再起へ向けて練習していた時にまた拳を痛めてしまい、1年間試合をしていない。来春、朝倉海が戻ってくる時が楽しみだ。

　また朝倉未来は、9月のメイウェザー戦でダウンを喫したダメージが抜けていなかったことと（試合はエキシビションマッチのため勝敗なし）、ボクシングの練習しかしていなかったこともあり、今回の大晦日は早々に見送りを宣言していた。

　榊原CEOに朝倉未来の出場について聞くと「未来は……、どうなんですかね。本当に出るんですかね？最近、話をしていないので。YouTubeで見る限りでは、体重が増えているように感じますし、何kgでやるんだろうなと。66kgに落としてフィジカルとメンタルを整えるのに時間がかかるんじゃないかなと思っています。その辺も含めながら、来年の出場について年内に話し合いたいと思います」とコメントした。

　今回の会見で平本蓮が朝倉未来を挑発して話題になっているが、このまま黙っている朝倉未来ではないだろう。来年2月にブレイキングダウンで試合することを公言しているため、まさかの大晦日参加はないとは思うが…、今後の動向も含めて注目が集まる。

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