2022/12/26（月）UP
（最終更新：2022/12/26 20:33）

原口がGLORYに乗り込みたいとする

　12月25日（日）東京・両国国技館で開催された『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』の一夜明け会見が26日都内にて行われ、メインイベントで元GLORY フェザー級王者セルゲイ・アダムチャック（ウクライナ）に判定3-0で完勝した原口健飛（日本/Fascinate Fight Team）が登壇した。

【フォト】原口が多彩な蹴り技で追い詰める！（写真6枚）

　原口は、終始ガードを高く上げ詰めてくるアダムチャックに、距離を取っては的確に攻撃を入れ続け判定勝利。元GLORY王者を捌ききり、世界レベルであることを証明した。

GLORY副社長からも高い評価を受けた

　原口は会見で「ああいうディフェンス重視のファイターに、本能ではなく頭脳を使って、やりたいように出来た」と強さを見せられたと自信を持つ。

　会見に出席していたGLORYのロビー・ティマーズ副社長からは、昨日の原口のファイトに「原口は間違いなく、世界に通用する逸材。まず原口に声をかけ、GLORY大会で使いたい」と高評価を受けた。　

　原口は「めちゃくちゃ嬉しい」と破顔し「今年勝っている試合はKOが多い。実は、今回はめちゃ面白くない試合をしたかなと思ったけれど、映像を見たら結構面白かった。それを評価されて素直に嬉しい」と自身のKO勝利以外の戦いぶりも評価してもらえ光栄だとする。

多彩な蹴り技も駆使し、GLORY王者を圧倒した

　ヨーロッパ興行を主体とし、世界最大級のキックボクシング団体であるGLORYに、原口は「乗り込みたい気持ちはずっとある。もうちょっと強くなってでもいいし、来てくれと言われればいつでも行く」と意気揚々だ。

　また、今大会には元K-1の武尊が来場、原口も試合後のマイクで感謝の言葉を述べていた。
　武尊と戦ってみたいかとの質問に原口は「昔の自分だったらやらせてくれと言ったと思う」と言いつつも「今は階級も違うし、やりたい気持ちは特にない。ああいうスーパースターが来てくれて、ただただ感謝している」と現在は戦ってみたい気持ちはないとした。

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