2023/01/16（月）UP
（最終更新：2023/03/01 12:21）

武尊は今夏にも海外で復帰戦が行われる可能性が出てきた

　1月16日（月）都内にて「楽天カード新デザインカード発表記者会見」が開催され、武尊がカードデザインに起用されたことが発表された。武尊はK-1との契約が終わり、昨年12月25日はRISEとSBの合同興行に顔を出して大きな話題になったばかり。今回の会見後にイーファイトのインタビューに応じ、今後のことについて語ってくれた。

【フォト】武尊の天心戦でのバキバキボディ、RISE＆SB会場登場で話題になった写真

　武尊は今回の会見で「来月にアメリカ合宿を行います」と宣言した。これについて詳しく聞くと「1ヵ月間の予定で格闘技のみに集中して合宿をしてきます」と明かした。

　昨年はアメリカで語学留学もしたが、今回は格闘技のみの渡米になるという。武尊は自宅にジムもあるが、なぜアメリカで練習するのか理由を聞くと「日本だけで練習していると自分の立場が上がり、誰も僕に言ってくる人がいなくなってきます。でもアメリカだと僕は一人の選手なので、上からどんどん言ってくれるし、いろいろとアドバイスもしてくれます。刺激も多く、新しい発見もあります」と原点に戻ることで収穫があるという。

　どんな発見があるのか聞くと「アメリカにはボクシングのトレーナーが多いので、たくさんパンチのテクニックを教えてもらえますし、MMAについてもスタンドの打撃を習っています。ステップワークとかフェイントが勉強になります。MMAの打撃は、遠い間合いから飛び込んでくる動きもそうですが、ノーモーションで放つパンチもあります。どれも僕には新鮮ですね」とより技術を吸収している実感があるという。

　新しいテクニックを取り入れることでバランスが崩れることもあるが、「自分の中では、これだけは崩れないという軸があります。そこに違うエッセンスを取り入れてみて、合わなかったら使わないし、合えば取り入れるようにしています。自分は誰に何を言われても、自分が信じたもの意外は使わないで、取捨選択ができるのでその点は大丈夫です」と揺るがない自信があるそうだ。

　年内に復帰できそうだというが、「時期は未定です。まだ決まっていませんが、暖かくなってきた頃くらいでしょうか」と決まったら発表すると約束。K-1との契約が終わり、今度はどこで戦うのか気になるところだが武尊は、かねてから天心と激闘を繰り広げてきたロッタン・ジットムアンノン（タイ）の名前を挙げてきた。その点について言及すると「ロッタンもそうですが、海外には強いチャンピオンも多いので、そういった選手とも戦っていきたいです」と気持ちは海外にあるようだ。

　国内の団体のリングで海外の選手と戦うパターンもあるが、「これまで僕はすべてホームの日本で戦ってきたので、今度は世界の舞台に出ていきたい」と具体的なプランを掲げる。「日本にいると守りに入る試合になってしまうので、今度は僕から世界へチャレンジしていきたい」と武尊。
　まずは来月のアメリカ合宿を成功させて、復帰戦の発表を待ちたい。

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