2023/01/26（木）UP
（最終更新：2023/02/26 06:13）

ニューヨークで修行を続ける平田樹

　アジア最大級の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」で活躍する平田樹（23=フリー）が、ABEMA格闘チャンネルで渡米し再出発をしている模様が放送された。
　平田は昨年11月開催の『ONE163』で元RIZIN女子アトム級王者のハム・ソヒ（韓国）と対戦する予定だったが、前日計量で失敗。キャッチウェイトでの対戦の可能性もあったが、ハムがこれを拒否して試合は中止となってしまった。
　今月5日には自身のSNSで、肉体改造に励む姿を報告している。

【フォト＆動画】平田の肉体改造写真！過去のマッスルなビキニ姿も

　番組では平田が昨年11月のハム・ソヒ戦で計量に失敗し、中止になった場面から始まっている。平田は「一番注目されていた分、酷い結果になった」と厳しい表情を見せた。

　そして、ニューヨークでの生活と練習をしている姿が映し出されると「やりたいと思うことが今、これしかない。親とかは心配してくれるんですけど、やりたいことを応援してくれるんで、結局、ここに戻ってくる」と平田は語った。異国の地での大変さはあるものの、笑顔を見せる平田。逞しく強くなっていることが伝わってくる。

　昨年11月は中止になったハム・ソヒ戦のメディカルチェックで腎臓や肝臓に異常が見つかり、日本で検査をするために帰国。平田は「小さい頃に腎臓の病気をしていて」と疾患があることを告白。21年10月にアトム級WGP準決勝を欠場した時も、腎臓と肝臓に異常が見つかったという。

　今回の検査で異常は見つからなかったようだが「試合前のホルモンバランスが崩れるため、その時に一回休んでと先生に言われています」と平田。減量失敗についての影響は「多分、あるねと言われました。もともと腎臓が悪かったので、様子を見ようかと言われています」と今後は体調面と相談しながら調整することになりそうだ。

　階級を上げることも検討しているようだが、「そんなに簡単なことではない。自分だけで決められるものではない」と慎重だ。ONEのチャトリCEOには「『これからも変わらず期待しているから』と、厳しい言葉も含めて声をかけていただいているので、頑張っていきます」と平田は笑顔を見せた。

　腎臓を気にしながらの減量は厳しいかもしれないが、平田は異国の地で復活のリスタートを誓った。悪夢を乗り越えた彼女の再起に期待したい。

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