【RIZIN】金原正徳「斎藤裕vs.平本蓮は五分五分」もしも平本が勝つとすれば…
今春に対戦が予定されているRIZINフェザー級の元RIZINフェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)vs.平本蓮(剛毅會)。この試合を元SRCフェザー級王者の金原正徳が自身のYouTubeチャンネルで解説した。
【フォト&動画】平本蓮がパンチ連打で弥益ドミネーターを血まみれに!金原の予想動画も
金原は、今回の斎藤vs.平本のカードを見て「平本蓮の真価が問われる試合」と位置づけた。その理由として「前回は弥益ドミネーター聡志選手に勝ちましたけど、ケガがあったために66kgから70kgに契約体重が変更されました。いろいろな条件がある中での試合だったため、今回66kgで日本のトップ選手と対戦した時に実力が問われることとなります」と金原は見ている。
さらに金原は「平本選手は、斎藤選手とのスタイル的な相性は悪くない」とし、「斎藤選手の能力を5角形のグラフにすると、ある程度何でもできる均一した能力がある選手。それ故に平本選手からしたら、攻略がしやすい」と怖さを感じていないのではという。
ただ斎藤については「ニータップを使ったり、ボディロックに入るなど、MMAならではのMMAレスリングができる選手。そこを平本選手が対応できるかですね」と試合でのグラップリングの強さを感じているようだ。
リングかケージかで展開が変わってくることを前提に金原は、「斎藤選手はいきなり組みつくことはできないため立ち技の攻防がある。そこで平本選手の打撃の圧をどう感じるか。逆に平本選手は、打撃でうまく立ち回ることができればテイクダウンに反応できるようになる。すべては打撃の距離だったり、リズムが鍵を握るんじゃないかなと思う」と語った。
打撃の距離の注意点として、「平本選手が距離を空けすぎると、詰めてきた勢いでそのまま組まれる可能性がある。また平本選手はパンチの距離で行き過ぎてしまうことがあるため、その時はクリンチに入りボディロックされてしまう。蹴れてタックルが切れる距離で戦うことが大切」と平本が勝つためには、距離のコントロールが必要だという。
金原は朝倉未来vs.牛久絢太郎を「未来が6対4で有利」と予想したが、「斎藤裕vs.平本は五分五分。僅差の判定になる」と分析した。
平本にアドバンテージがあるとすれば、前回のドミネーター戦でタックルを切って打撃を当てることに徹したことだという。「実戦に勝る練習はないと言いますが、あの試合が今後に生きることになると思います」と金原は互角と見つつも、平本が斎藤に勝っても不思議ではないと断言した。
平本はここを勝って朝倉未来との対決やクレベル・コイケとのタイトル戦を視野に入れているようだが、斎藤からすればそれを阻止したいところ。本当に僅差の決着になるのか、それともあっと驚く結果になるのか、2人の試合が楽しみだ。
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