元UFC世界王者アルド、ボクシングデビュー戦でアルゼンチン選手と激突=2.10

2023/02/02（木）UP
（最終更新：2023/07/29 07:53）

　2月10日にブラジル・リオデジャネイロのアッパーアリーナにて、元UFCフェザー級世界王者のジョゼ・アルド（36=ブラジル）が、アルベルト・エマヌエル・ザンブラーノ（33=アルゼンチン）を相手にプロボクシングデビュー戦を行うことが決定した。

【動画】アルドのトップフィニッシュ映像！マクレガー戦のハイライトも

　アルドのボクシングトレーナーが先日、自身のSNSにて発表。大会名は「Shooto Brazil Boxing」でアルドとザンブラーノは140ポンド契約（63.5kg)の6回戦で戦う。この戦いの模様はUFCファイトパスでストリーム放送される。

　アルドはUFCとの契約が残っているが、UFCのダナ・ホワイト社長から別競技への出場の許可を貰っていると発言しており、昨年秋からボクシング転向への噂が上がっていた。また、UFCは先日、2023年の殿堂入り選手として、アルドを紹介していた。

　アルドはブラジル出身選手特有のアグレッシブなファイトスタイルと破壊力ある打撃を武器に、UFCの絶対王者として10年間無敗を誇ったが、15年12月、当時暫定王者だったコナー・マクレガーと統一戦を行い、マクレガーのカウンターパンチをもらいKO負け。戦前はマクレガーと大舌戦を行うも、開始13秒の秒殺劇となったことで、この試合は大きな話題を呼んだ。

　直近の3年間は2冠制覇を目指しバンタム級で奮起するも前戦となる昨年8月に、レスリング力の高いメラブ・ドバシビリに判定負けを喫し、MMAからの引退をほのめかしていた。MMA戦績は31勝8敗（17KO・1一本）。

　アルドのプロボクシングデビュー戦の相手は19年から20年にプロボクシング3試合を行い戦績は0勝3敗。アルドとの実力差がかなりあるように見受けられるが、果たして、アルドはそのデビュー戦で華々しい勝利を挙げることができるのか、注目だ。

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