【K-1】女王・KANA、世界三冠王と防衛戦「K-1王者が一番強いと証明したい」
3月12日(日)国立代々木競技場 第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2023 JAPAN~K’FESTA.6~』の対戦カード発表記者会見が、2月2日(木)都内にて行われた。
[K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・KANA (K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ) が2度目の防衛戦に挑む。対戦相手は、フンダ・アルカイエス(トルコ/Alkayis Gym)となった。
現在3連勝中の王者・KANAは、22年6月と12月に海外強豪をいずれもKOで下し、K-1世界王者の力を見せつけている。一方のアルカイエスは、WBCムエタイ、WAKO、FEAの2つの世界タイトルを手にしている女子世界三冠王。リズミカルなパンチと蹴りを織り交ぜたコンビネーションを得意とするオールラウンダーだ。
KANAは、対戦相手の選出が難航したことを明かした上で「決まった以上は勝つと相手は思っていると思うし、戦績もKO率も女子だったら高い選手で、スタイルもバランスよくて組み立てられる選手。頭を使って試合をしないと勝てない。自分の中ではこれくらいの選手はKOで防衛したいので、ぜひ注目してください」とアピールする。
49戦のキャリアを持つアルカイエスは、GLOLYスーパーバンタム級王者のティファニー・ヴァン・スーストと試合が組まれるほどの実力者だという。
その相手に「(昨年は)海外強豪に2勝2KOで終えましたし、相手がどんなスタイルで身長差があっても勝てる自信がついた。K-1チャンピオンが一番強いと証明したい」と宣言。自らワンマッチではなく、防衛戦を志願しての試合。KANAがそのようなパフォーマンスを見せてくれるか、期待したい。
アルカイエスは会見に欠席したため「K-1、日本で試合をするチャンスがタイトルマッチという最高の舞台で巡ってきたことをとても嬉しく思っている。KANAはK-1女子フライ級の現王者で、ボクシングスキルが高くアグレッシブでとても強い選手。タフな試合になることは間違いないが、私がK-1チャンピオンになる」と熱いコメントが読み上げられた。
▶︎次ページは【動画】KANAが欧州王者にパンチで圧巻KO勝利!
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