皇帝ヒョードルの“引退試合”は明日!計量パスし因縁ベイダーと静かな睨み合い=2.5ベラトール
2月4日(日本時間5日)に米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催される総合格闘技イベント『Bellator 290』の前日計量が4日に実施された。
メインイベントのヘビー級タイトルマッチ(265ポンド/120.2kg)にて対戦する、王者ライアン・ベイダー(39=米国)は234.4ポンド(106.3kg)、挑戦者で元PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル(46=ロシア)は236.2ポンド(107.1kg)で共に無事にパスした。
【フォト】ヒョードル、“ラストマッチ”の前日計量!王者ベイダーはムキムキ
計量台では、Tシャツ姿のヒョードルは穏やかな表情で計量台に登り、対照的にベイダーは上半身裸で鍛えた肉体を披露しガッツポーズを決めた。フェイスオフでは過剰な煽りもなくしっかりと睨み合い、最後は紳士的に握手を交わした。
ヒョードルは「長い間私を応援してくれてファンを感謝しています」とシンプルなコメント。
対するベイダーは「レジェンドのヒョードルから指名を受けて、戦えることを光栄に思います。自分はベルトを守りため、全てを出し尽くすだけです」と、総合格闘技のレジェンドの”介錯人”としてだけでなく、ベラトールのヘビー級王者としての戦いを見せると意気込んだ。
ヒョードルにとってベイダーは因縁の相手。両者は19年1月のベラトール・ヘビー級トーナメント決勝で対戦したが、ヒョードルはベイダーの強烈な左フックをもらい、わずか35秒の秒殺TKO負け王座を逃した。世界最強の称号を持つ皇帝とってその時の屈辱を今でも忘れておらず、ヒョードルは以前から引退試合はベイダーと戦いたいと発言。
さらに、この要求を説得力あるものにと、ヒョードルは21年10月のロシア大会で2年ぶりの復帰戦にも関わらず、いきなりヘビー級2位のティモシー・ジョンソンと対戦し初回KO勝利。このことにより、ヒョードルvsベイダー戦が決定した。
現在、ネット上での海外記者やファンの意見を見ると、下馬評は王者ベイダーが有利の予想が多く見られるが、果たして、ヒョードルはラストマッチで有終の美を飾ることができるのか。
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