【ONE】元UFC“ストライカー”ノースカットが再起戦、柔術黒帯ムジタバと激突!青木真也との因縁対決にコメントも=5.6
5月6日(日本時間)に米国コロラド州ブルームフィールドで開催される『ONE FIGHT NIGHT 10: Johnson vs Moraes III』のMMAライト級マッチで、セージ・ノースカット(26=米国)が柔術黒帯のアフメド・ムジタバ(29=パキスタン)と対戦する。
ノースカットは、元UFC戦士でスピードとパワーを兼ね備えたストライカー。4年ぶりに試合を行うノースカットのインタビューが主催者より届いた。
【動画】瞬き厳禁、ノースカットの驚異的なスピードとパワー打撃!
ノースカットは、空手とキックボクシングをベースに2015年10月に期待の新星としてUFCに初参戦。18年6月までにライト級&ウェルター級戦線で6勝2敗の好戦績を収めた。19年に鳴り物入りでONEへ参戦したが、同年5月の初戦でコズモ・アレッシャンドリの強打を浴び、わずか29秒のKO負け。顔面骨折の大怪我を負い、長期の戦線離脱を強いられた。
21年には4月29日開催の『ONE on TNT IV』にて、青木真也(37)と試合が組まれていいたが、コロナ禍の影響で試合を辞退。今回は4年ぶりの復帰戦となるが、初戦についてノースカットは「誰にでも浮き沈みはある。肉体労働でも、デスクワークの人であろうと、誰にでも浮き沈みはあるので、それを乗り越えていくしかないと思っている。ONEの初戦で敗戦し、今回復帰できることをとてもワクワクしている」と語った。
敗退後空白の4年間は、「トレーニングに励み、個人的なことも少しやった。COVID(新型コロナウイルス)の件では多くの人が仕事を失い、すべてが混乱したことは誰もが知っている。でも、僕はずっとトレーニングをしてきた。常に体調を整え、トレーニングに励んでいる」とブランクは気にしていないという。
不安よりも成長した実感があるようで、「ユライア・フェイバーやチーム・アルファメールのコーチ陣は皆素晴らしいので、とにかく全ての面を改善してきた。様々な分野での向上を感じている。それを見せるのが楽しみだ。私は試合の予測をしたことがない。今回の試合がどのような展開になろうとも対応できるようにハードな練習を積み重ねるだけだ」とコメントした。
対戦相手のアフメドについては「試合の映像をチェックしたが、彼は成長している。彼のKOは素晴らしい。彼のサブミッション能力についても引き出しが多くあり豊富だ。さすがは柔術黒帯で、とても独特な技も持っているようだ。私のファイトキャンプは始まったばかりだが、これからコーチとその戦いぶりを分析し、戦術を立てるつもりだ」と評価が高い。
気になるのは、一度、対戦が流れている青木との試合。ノースカットは「間違いなく戦いたい。状況が上手く流れて、将来、戦えることがあるのを期待している。間違いなくエキサイティングなファイトになると思う。グラップラーと私が戦うんだ。彼は長い間、このスポーツに携わってきた。だから、彼は総合格闘技のレジェンドであり、伝説のような存在。私達が戦えば、間違いなくビッグファイトになると思う」と試合に対して前向きだ。
今回の再起戦で勝利を飾れば、青木との因縁対決が実現するかもしれない。
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