【ONE】ルンピニー大会出場の鈴木宙樹「日本を背負って戦ってくる」=2.10
本日2月10日(金・日本時間)にタイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催される『ONE Friday Fights 4』に参戦する鈴木宙樹のインタビューが主催者より届いた。
鈴木は第2代REBELS 60kg級王者で、戦績は15戦14勝(9KO)1敗。空手や総合格闘技の経験を経て、17年8月のKrushでキックボクシングデビュー。21年12月にはプロボクシングに転向し、デビュー戦で1R KO勝利を収めているが、昨年キックボクシングに復帰した。KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕は弟。
ONEは憧れの団体だったという鈴木は、オファーがあった時「ようやくチャンスが来た」と喜びしかなかったという。オファーのきっかけは、以前セコンドでONEに帯同した際、ONEのスタッフに出場したい旨を伝えた際「これ使って頑張れ」とグローブを貰ったことがあったという。
今回はバンタム級キックボクシングにてファリヤ・アミニプール(イラン)と対戦する。対戦相手を「ザ・ムエタイという感じのスタイルですよね。アップライトで腕しっかり上げてミドルキックを蹴ってという感じ。さすがタイガームエタイで練習している選手だなと思います。そういう選手の蹴りは僕よりも優れていると思うので、蹴り技は強いかなという印象です」と評し、対ムエタイの練習をしてきた。鈴木自身もタイのタイガームエタイへ出稽古へ行き、パーソナルで練習を積んだという。
格闘技人生の中でも、最大のチャンスだとし「僕の戦績の半分以上はKOで勝利をしてきたので、ONEの舞台でもKOできるんだというのを、世界のファンに見せていきたい」「プレッシャーとかは全く感じないタイプなので、自分が持っている力を100%ぶつけて、あとは結果がついてくると思うので。いつも通り行こうと思います!」と意気込む。
パンチに圧倒的に自信があるという鈴木。「僕のKOはほとんど右のストレートで倒してきました。そういう展開が多いので、この試合はパンチ対蹴りになると思います。僕のパンチは、当て感とパワー、そしてタイミングが人より優れていると思います。元々伝統派空手をやっていて、そういう部分が優れていると思います。当て感の部分とか見えないところから当てるというのは僕の武器かなと思います」と自信を見せ、しっかり倒してMVP、1万ドルボーナスも狙いたいと豪語する。
鈴木は憧れと、倒したい気持ちがあるというONEの選手には秋元皓貴を挙げる。一番の目標はONEのベルト、その前に秋元に勝利し、同階級の選手を倒せるようになりたいと展望を語る。
最後に鈴木は「世界の方々は僕の試合を初めて見る人がたくさんだと思うんですけど、日本には秋元選手以外にも強い選手がいるんだぞっていうのをお見せするので、楽しみにしていてください。日本から応援してくださる方々に向けては、まだ僕は日本代表とまでは行かないかもしれませんが、日本を背負って戦ってくるつもりなので、しっかり見守っていて欲しいという気持ちです」とファンにメッセージを送った。
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