修斗女王・澤田千優、今夜が待望のONEデビュー戦!電光石火のタックルとチョークは炸裂するか=2.17
本日の2月17日(日本時間)タイ・バンコク ルンピニー・スタジアムにて開催の『ONE Friday Fights 5』女子アトム級MMAマッチにて、サナーズ・ファイアズマネシュ(イラン)と対戦する、初代修斗女子アトム級王者の澤田千優(25=AACC)。戦前の囲み取材で意気込みを語った。
【動画】澤田が快心のチョーク一本勝ち!久遠(渡辺久江)が悶絶のタップ
澤田は15年アジア・ジュニア選手権や18年全日本社会人選手権を制した実績を持つレスリングエリート。21年に修斗でプロMMAデビュー。昨年の修斗「インフィニティリーグ2022」で優勝し、4戦3勝0敗1分と無敗の新鋭だ。ONEに参戦中の澤田龍人は兄。
澤田は「ONE Friday Fights」のオファーが来た時の心境について「ONEにはもともと興味があった。海外の試合にも出られるなら出たいと思っていたので、素直にうれしかった。(今回は)まずは何がなんでも勝ちにこだわりたいと思っている」と喜ぶ。
対戦相手の印象については「(打撃が乱暴にガチャガチャ出てくる選手という印象。海外の選手はどの選手もそうだが、ハングリー精神があり気持ちが強い選手が多い。何が出てくるか未知な部分があるので、そこは気をつけて、自分の戦いで勝ちたいと思う」と、まずは組んでみてから出ないと分からないと気を引き締めた。
澤田と言えば、レスリングで培われたテイクダウンやグラップリング能力。同階級には、デニス・ザンボアンガやリトゥ・フォガットなど、レスリング能力が高い選手が多いが、彼女達との“レスリング対決”も見ものだろう。
しかし、澤田は戦ってみたい選手として別の名前を。「まだレベル的には到底及ばないかもしれない。しかし、スタンプ・フェアテックスや(王者の)アンジェラ・リーを視野に入れている。強くて怖い戦いをするが、将来的にはそういう選手と戦いたい」と既にチャンピオンクラスを見ている。
また、同階級でしのぎを削る同じ日本人選手の、平田樹やV.V.Meiには「ぜんぜんMMA歴では先輩だけど、もし試合が組まれれば勝ちたいと思う」とライバル心を燃やす。
澤田が所属する名門AACCといえば、ここから世界に飛び出した日本女子格のパイオニア藤井恵だ。今は別々のジムだが、澤田にとって藤井は子供の頃からの“師匠”的存在だ。
藤井に今回のONE参戦決定の話をしたかと尋ねると「いつも温かく送り出してくれるんですけど、『今回も思いっ切り、ちーちゃんらしく行ってきなね』と言われた」と笑顔。藤井の背中を追うように「(彼女のような世界での活躍を)目指していきたい。むしろ、MMA選手としてやるべきこと」と、志高く意気込んだ。
わずか4戦で修斗のベルトを巻いた新星の澤田。ONEデビュー戦でどのような戦いを見せるのか、期待だ。
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