【BreakingDown】“豪快な投げ技”で話題の安井飛馬、朝倉未来とのガチスパーでとんでもない結末に
先月19日に開催された『BreakingDown7』のMMAルールで、ポーランドの刺客を豪快に投げ飛ばし勝利した安井飛馬が注目を集めている。安井は朝倉未来チャレンジ2期生に選出された逸材で、柔道8年、柔術2年の組み技出身の選手。ブレイキングダウンには、今回を合わせて4回の参戦経験があり、すべて勝利している。
その安井が、朝倉未来とガチスパーを敢行した様子が朝倉と安井のYouTubeチャンネルのそれぞれで公開され、朝倉の強さがあらためて強調される結末となった。
【フォト】安井が“ポーランドの刺客”を豪快に投げる連続写真、朝倉未来のボディブローで悶絶動画も
朝倉は安井の将来を見込み、昨年の『BreakingDown4』後にスカウトし専属契約となった。スカウトした際に朝倉は、「センスあるからRIZIN、UFCを目指せると思うよ」と安井を口説いている。ケガで出遅れる形となった安井だが、現在は朝倉未来チャレンジ2期生としてトライフォース赤坂で練習している。
その安井が、朝倉と1分1RのMMAルールのスパーリングを2R行った。安井はやや緊張気味だったが「俺を投げられるかな」と朝倉がリラックスさせてスパーリングを開始。
安井は、足払いで朝倉のバランスを崩そうとするも左右のパンチを顔面へ被弾。下がる安井だが、組みつくと得意の腕十字の体勢へ。間一髪、反転して逃げる朝倉。ここで1R目が終了した。そして2Rに入ると安井は、朝倉を投げようとするも腰が重くてコントロールできない。そのまま潰されて、鉄槌を落とされることとなった。
その後、今度は安井のYouTubeチャンネルで5分1RのMMAスパーの続きが公開された。安井は朝倉のミドルキックをキャッチすると、バックに回ることに成功。抱え上げて投げようとするも朝倉に耐えられ、逃げられてしまう。その後は、強烈なミドルキックをボディへ受けた安井が、そのままテイクダウンを奪われてサイドポジションでコントロールされることに。
スタンドから再スタートになると、今度は朝倉の左ボディブローを受けてダウン。さらに寝技で上からボディへ一撃を食らい動きが止まってしまう。最後は左ミドルキックを受けて、しばらく立ち上がることができなかった。
朝倉は「今のトップ戦線を教えておいてあげた」と厳しい表情。ボディを打たれた安井は吐き気があったようで、トイレへ駆け込んだ。「お昼ごはん、すべて出ました」と苦笑する安井は、プロの洗礼を受ける形となった。朝倉から「これで打撃を覚えたら相当強くなるよ」とパンチや蹴りの対処法を教わった安井は「これから強くなります」と宣言した。次の舞台は『BreakingDown8』を予定。ゆくゆくは、RIZINを目指すことになる安井が朝倉の期待に応えられる選手になれるのか注目したい。
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