2023/03/02（木）UP
（最終更新：2023/03/02 21:47）

朝久泰央は、与座戦へ向けて戦闘モードに突入した

　3月12日（日）国立代々木競技場第一体育館で開催される“K-1年間最大のビッグマッチ”『K’FESTA.6』のK-1 WORLD GPライト級タイトルマッチで、与座優貴（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）の挑戦を受けることとなった王者・朝久泰央（朝久道場）が、食事中にも関わらず気合い全開のナイフを持った危険な顔写真を2日までにSNSで公開した。

【フォト】朝久泰央のナイフを持った危険な顔写真、与座優貴に右のパンチを入れる瞬間など

　今回の朝久泰央vs.与座優貴2は、危険な再戦として注目を集めている。前回の対戦は昨年2月、与座が極真カラテ仕込みの強烈なローキックで朝久を苦しめて延長判定勝ちを収めた。当時はノンタイトル戦だったため、勝利した与座が王座挑戦を表明していたが、朝久のケガで試合が長引いてしまった。

　1月13日、今回の対戦カード発表会見で朝久は、ケガで欠場していた1年、与座の試合をリングサイドで観戦してきたことについて聞かれると「K-1からリングサイドで見るようにと言われて座っていましたが、面白い試合じゃなかったですね。リトル与座が震えていると言いましたが、少し調子に乗ってきたように見えました」と嘲笑った。

　その場で挑発された与座は、「格闘技は勝った方が正義で、朝久選手は自分に負けているので弱い。自分よりも弱い選手に何を言われても何とも思わないんですけど、この1年間の思いをぶつけて、残酷な結果にしたい」と反論した。

　そして会見から2カ月、与座はオランダ武者修行をしてレベルを上げてきたことをSNSで報告。一方の朝久は、何をしてきたのか謎のままだ。
　そんな中、兄の裕貴が1枚の写真をSNSでアップ。それは、弟・泰央が左手にナイフを持って怖い表情で肉を食べようと睨む写真だった。裕貴は「試合前のルーティン。隣に怖い顔をした方がおったっちゃけど、手元も怖かったばい。いっぱい食べてパワーを付けたけん。明日からも頑張らなんぞ」とコメントを書き込んだ。

　礼儀正しい泰央がときおり見せる、殺伐とした表情。与座に「殺すぞ、クソガキ」と会見で凄んだ顔と同じだ。投稿を見たユーザーからは「凄い力で握られてるナイフの悲鳴が聞こえてきます…」や「ナイフの持ち方、ちょっとした事件だ」といった声が続いた。

　与座戦の敗北を味わってきた、この1年。朝久泰央は、いよいよ戦闘モードであの時の恨みを晴らしにいくことになりそうだ。

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