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UFCとWWEが統合し新会社を設立、マクレガーもWWE王座にやる気か

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2023/04/04(火)UP

WWEからUFC王者となったレスナー(左)とマクレガー(右)、まさかの対決も?(写真:NAOKI FUKUDA)

『UFC』の親会社であるエンデバー・グループ・ホールディングスは3日(現地時間)、世界最大のプロレス団体『WWE』を買収し、『UFC』と『WWE』を合併した一大スポーツエンターテイメント企業として統合することを発表した。SNSではマクレガーもUFCのベルトをWWEのベルトを2つ肩に下げた写真を投稿し、WWE参戦をほのめかしている。

【フォト】ベルトを持ちやる気を見せるマクレガー、WWEを沸かせるレスナー、ラウジーのセクシー姿も

 発表によると、エンデバーがWWEの所有権を持った上で、UFCとWWEを統合した新たな企業が誕生する。株式はエンデバー社が51%、WWEが49%を保有するとのこと。
 今回の取引で、UFCの企業価値は121億ドル(約1兆6000億円)、WWEの企業価値は91億ドル(約1兆2000億円)と推定され、合計212億ドル(2兆8000億円)ものスポーツエンターテイメント企業となる。

 新会社の名称は未定で、エンデバーCEOのアリ・エマニュエルが新会社のCEOに就任する。UFC代表はディナ・ホワイトが、WWE会長はビンス・マクマホン、WWE社長はニック・カーンが変わらず務める。
 取引は規制当局の承認を得た上で、今年の下半期に完了する予定だ。

 ホワイトはSNSで「私たちはこの7年間で大成功を収めたが、さらに次のレベルに引き上がることに大興奮している。ビンス・マクマホンや、アリ・エマニュエルは、それぞれ途方もないことをやり遂げてきた。そして私たちのUFCがここに加わることを考えると、この新会社が今後数年で達成できることに、限界は無い」と声明を出している。

 また現在のUFCの代表的存在である、UFC二階級制覇者コナー・マクレガーもSNSで、左肩にUFCベルト、右肩にWWEベルトを抱えた写真を投稿。「これは必然だ」とメッセージしている。マクレガーは以前にもWWEのレッスルマニア参戦をほのめかしていたことがあり、ファンたちは「今度こそ参戦か」「戦うなら誰がいいか」と盛り上がっている。

 WWEからUFC王者となったブロックレスナーや、UFCからWWEへ転身したケイン・ヴェラスケス、ロンダ・ラウジーなどがいるが、両団体のファイターたちが、ますます垣根を超えた参戦を行ってゆくのか。今後の動きを注視したい。

▶次のページ:【フォト】ベルトを持ちやる気を見せるマクレガー、WWEを沸かせるレスナー、ラウジーのセクシー姿も

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