【Bellator】元パンクラス王者・菊入正行、ロシア強豪との北米デビュー戦に「まずは絶対勝つ」=4.23
4月22日(日本時間23日)にハワイ州ホノルルで開催される総合格闘技イベント『Bellator 295』のウェルター級マッチにて、アレクセイ・シュルケヴィッチ(30=ロシア)と対戦する、元パンクラス・ウェルター級王者の菊入正行(27=NEVER QUIT)が20日にオンライン会見に出席。「まずは絶対に勝つこと」と必勝を宣言した。
菊入はキャリア8勝で5KOを誇るストライカー。21年に村山暁洋を下し、パンクラスのウェルター級暫定王者に。昨年5月に正規王者だった手塚裕之のベルト返上に伴い、正規王者に昇格したが、今年3月にベラトール挑戦のため、自身もベルトを返上した。
対するシュルケヴィッチは14年プロデビューのロシア実力者。13勝5敗の戦績を持ち、9回のKO勝利と菊入と同じくストライカータイプだ。昨年2月の前戦ではKO負けしたものの、それまでは6連勝と勢いのある選手だ。21年10月のベラトール初戦ではKO勝利していることから、今回の2戦目も華々しい勝利を狙っていることだろう。
菊入は現在のコンディションについて「減量はそもそもそんなになく、体調は良いです」と万全な様子。
自身初の海外試合に挑む菊入。「海外(タイ)のタイガームエタイで自分より重い階級や同じ位の階級の選手とやったりしました。後は日本で(高阪剛が代表の)ALLIANCEに出稽古に行ったり、LOTUSでグラップリングやったりして、ジムの代表と対策を練ってきました」と、タイや国内の名門ジムでの出稽古に参加しながら準備を行ったという。
対戦相手のシュルケヴィッチについて「パンチ主体のストライカー。あまりグラップリングや組みの展開にはならない選手」といい、それに対し、先述のタイガームエタイで、UFCやベラトールに参戦する選手と交わりながら、スタンド打撃対策を練ってきたと自信。
続けて「相手はプレッシャーが強いタイプ。そこを(真っ向から)打ち合わず、どれだけいなせるか。後は蹴りをしっかり使うファイトがハマるのでは」と、勝負所をイメージした。
また、菊入が参戦するベラトールのウェルター級トップ戦線の頂点に君臨するのは、27戦全勝の無敗記録を持つ王者ヤロスラフ・アモソフだ。そのアモソフの印象やウェルター級のトップ戦線について問われると「クソ強いですね。ただ、今は目の前の試合に勝つことに集中している。それが自分ができることの精一杯。まだランキングに入るレベルではない。勝っていけば、ランカーともやれると思う」と一歩つづ階段を上るように頂点を見据える構えだ。
最後に「まず絶対勝つことを意識して、戦います。応援してください。塩試合にならないように頑張ります」とファンに向けてメッセージした。
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