堀口恭司、元UFC強豪との対戦に「ベラトール2連敗中、汚名返上する」徹底対策も警戒=4.23
4月22日(日本時間23日)にハワイ州ホノルルで開催される総合格闘技イベント『Bellator 295』のフライ級マッチにて元UFC強豪のレイ・ボーグ(29=米国)と対戦する、堀口恭司(32=ATT)が20日、オンライン会見に出席。「試合に勝って、フライ級のベルトを作ってもらいたい」と語った。
【フォト&動画】堀口が衝撃のKO負け!そして前戦RIZINで扇久保から流血ダウン奪う瞬間
堀口は昨年9月の『RIZIN.38』に金太郎に一本勝ち。続く大みそかの『RIZIN.40』で実施された「RIZIN×Bellator全面対抗戦」で扇久保博正を判定で下し2連勝。その圧倒的な強さを証明したばかりだ。一方、ベラトールに於いては、昨年4月の『Bellator 279』で実施されたバンタム級WGP準々決勝でパッチー・ミックスに判定負けして以来1年ぶり復帰となる。
対するボーグはキャリア16勝で1KO・6一本のオールラウンダータイプの元UFCの強豪。17年に当時UFCフライ級王者だったデメトリアス・ジョンソンに挑戦し、一本負けしているが、堀口も15年にジョンソンに挑戦し、同じく一本負けしている。過去3年間は、20年5月にUFCをリリースされると、UAEウォリアーズやEagle FCなどに参戦し3連勝中だ。
前回のハワイ大会ではミックスに敗れた堀口だが「ハワイで良い思い出がないので、しっかり勝って良い思い出を作りたいなと思います」とリラックスした笑顔。
対戦するボーグについて「ボクシングとレスリングが凄い上手な選手。その部分を気をつけたい」とコメント。ボクシング技術については「脅威ですね」と表現し、その対策は練ってきたという。
直近の試合を見ると、ボーグはスタンド打撃で“正面から真っ直ぐに向かってくる”タイプ。その点を問うと「向こうもゲームプランを考えているので、(前戦のようには)やらないと思いますが、出てきてくれる方がやりやすいです」と、スタンド勝負になった場合の優位性に自信を持つ。
そして、ボーグのもう一つの特徴として、タックルからバックを取り、最後はチョークで極めにいくのが得意なパターン。このことについては、戦術を明かすことになるのでと多くは語らなかったが、ベラトールでの前戦で自身がミックスにバックを許し苦戦したことを踏まえ、「レイ・ボーグもあのポジションが得意。そのポジションに入ると、やりづらさはある」と警戒。堀口が今回の試合、ボーグにバックを取られない動きができるのかも、一つの勝負所といえるようだ。
また、今月29日の『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』で朝倉未来と対戦する前RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎が今年の初めに、堀口が所属するATTに出稽古に行ったことが話題となったが、そのことについて「(牛久の)強くなりたい意志があって、遠いフロリダまで一人で来て、“凄いなぁ”と。自分も初心に帰りました」と、良い刺激になったようだ。
今回はベラトールのフライ級での一戦。堀口にとって適性の階級だ。「この試合をしっかりと勝って、フライ級のベルトを作ってもらいたい」と、RIZIN同様ベラトールでもフライ級を盛り上げる気持ちを見せた。
最後に「ベラトールでは2連敗しているので、しっかりとここで勝って、汚名返上するので、応援よろしくお願いします」とファンに向けてメッセージを送った。
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