2023/04/23（日）UP
（最終更新：2023/04/23 18:14）

昨日の試合で勝利を収めたぱんちゃん

　4月22日（土）東京・後楽園ホールで開催された『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.1』の一夜明け会見が23日（日）都内にて行われた。
　メインイベントでワン・チンロン（台湾/TKBA）に判定2-0で勝利したぱんちゃん璃奈（フリー）が出席し、昨日の試合を振り返った。

【フォト＆動画】なんとぱんちゃんが鼻血！その激闘シーン

「復帰戦でリングに立てて、ホッとしています。応援ありがとうございました」とファンへ感謝を述べたぱんちゃん。久しぶりのキックボクシング公式試合で見事に勝利を収めたが「もっと頑張ろうと思いました。課題がめちゃめちゃ多いと戦いながら思っていました」と謙虚な姿勢だ。

　具体的に納得のいかなかったポイントとしては「対策不足だと思いました。普通に今まで通りの戦いで勝てると思っていました。2歩下がって、相手が来たらカウンターを当てるというのをやっていて、私の2歩より相手のリーチが長かったので、下がっている時にもらってしまいました」という。飛び込んでの攻撃を放つチンロンに、やや苦戦したと認識している。

蹴りが少なかったと自身でも認識

　手ごたえのあった部分を問われると「フィジカルくらいしか言いようがないです。フィジカルで押して僅差で勝っちゃった。テクニックをもう少し付けたいです」とコメント。長年にわたって鍛えてきたフィジカルは、久しぶりの試合でも十分に見せられたが、テクニック面でも課題が残った。

　武器である顔面前蹴りなど、蹴りの手数が少なかったことに関して、問われると「自分でもびっくりしました。出ないものなんだと思いました。1か月半しっかり練習して、練習ではできていた蹴りが出ると思ったけど、出ないものなんだと」と話した。今後試合を重ねていけば、徐々に以前のパフォーマンスに近づいていくだろう。

　今後については、女子選手とスパーリングのできる海外武者修行を行う予定。前回はタイへ向かったが、今回は別の国も視野に入れて検討していく。KNOCK OUTの宮田充プロデューサーも「手伝えるところは手伝っていきたいです」と後押しする構えだ。大きなダメージもない様子のぱんちゃんは、6月大会への参戦もアピールした。果たして、次戦はどのようなマッチメイクとなるのか。

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