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【NARIAGARI】世界タイトルマッチに元K-1選手が挑戦か、アマチュア大会”零”から本戦出場も=第2回大会

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2023/04/25(火)UP

NARIAGARIのアマチュア大会『零』を掲げる皇治

 4月24日(火)皇治が自主興行『NARIAGARI』についての記者会見を行い、第二回大会について発表した。第二回大会は6月(日時の詳細は後日に発表)に開催され、出場選手はオーディションの他、5月に開催されるNARIAGARIのアマチュア大会『NARIAGARI零』を勝ち抜いた選手からも抜擢される。

【フォト】皇治が顔面出血しながらパンチを打ちに行くシーン=芦澤戦

 第1回大会は2月5日に開催され、元K-1ファイター平山迅のKO勝利や、ブレイキングダウン・としぞうがムエタイ王者に勝利するなど話題を呼んだ。

 会見で皇治は、第二回大会では「タイトルマッチを出来たら」と王座戦を行いたいと語る。NARIAGARI独自のベルトではなく「ISKAと交渉していて、ほぼ確定」だとのこと。

会見で語る皇治

 ISKAはキックボクシングの世界的な王座認定団体で、皇治や那須川天心もかつて世界王座を保持していたことがある。
 武尊も6月にフランスで『ISKA K-1ルール世界-61.0kg王座決定戦』に参戦など、権威のあるものだ。

 その王座に挑戦するのは、平山かと尋ねられると皇治は「平山もいいな、まだ決定じゃない。もしかしたら俺が挑戦するかも」とまだ確定ではないと語った。

 また、NARIAGARIのアマチュア大会である『NARIAGARI 零』の開催も発表された。これは「いずれプロで有名になりたい人や、趣味でキックボクシングやボクシングを習っている人」たちが参加可能で、キッズ・ジュニアクラスも作られる。

 5月14日(日)に東京大会、翌週21日(日)に大阪大会が開催される。とくにジュニアクラスのそれぞれの優勝者は、第二回大会で激突し”日本一”を争うなど夢があるものになると言う。
 
 さらに『NARIAGARI 零』で結果を残した者からは、第二回大会へのオーディションへ”推薦枠”という形で抜擢される。

 皇治によると「第一回では、オーディションの段階で書類と違う、話を盛っていることが多かった。どうしたら実力者を集められるか考えた時に、オーディションからスパーリングをするのではなく、先にアマチュア大会をして、先に実力を見せてもらってからオーディションや本戦に出てきてもらったら」と実力重視のセレクトするためだとし、このシステムにより「売り込みの苦手な選手にも」チャンスが与えられるという。

 また、プロの選手や、第一回大会で勝利した選手は、最初からオーディションに出られるとのことだ。
 
 ルールは第二回大会も、第一回大会と同じくキックボクシングルールと、パンチのみのスタンディングバウトになる。
 出場希望選手は、皇治によると「ボクシングの元東洋太平洋チャンピオンや、元K-1選手」など実力派たちが名乗りを上げているようだ。

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