【Krush】王者・大沢文也、“仕切り直し”再戦に怒り「ぱっと終わらせる」挑戦者・里見柚己「しっかり実力出す」=6.16
6月16日(金)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.150』の対戦カード発表会見が9日行われた。1月大会でノーコンテストとなった、Krushライト級王者・大沢文也(31=ザウルスプロモーション)vs挑戦者・里見柚己(24=team NOVA)の仕切り直しのタイトルマッチ(3分3R・延長1R)が決定した。
今年1月の『Krush.145』メインイベントで、両者はタイトルを争い対決。1R終了間際、大沢の右がヒットして里見がダウン。判定3-0で大沢の勝利となっていたが、ダウンシーンについて試合後、公式審判部が映像での検証を行い協議。その結果、大沢が里見の蹴り足を掴みバランスを崩した後の攻撃であったと判断され、里見が喫したダウンを取り消し、裁定の訂正に至りノーコンテストとなった。
両者は19年6月のK-1で対決し、大沢の判定勝利。1月の前戦を経て、今回実質3度目の対決となる。
5ヶ月前、遺恨が残る結果となった再戦だが、挑戦者の里見は「1月にタイトル戦をさせてもらい、あの日の結果は負けて、自分も倒さなければ勝ちじゃないと思っていた中で負けて。その後に結果が無効試合になり、前例がないと思いますが、6月はより一層盛り上げられるように頑張ります」とタイトル再挑戦に向けて静かな闘志を燃やす。
対照的に、大沢は意気込みについて「特にありません」と憮然とした表情だ。
前回の対戦について問われると、里見は「(相手は)上手かったし、ダウンになった時に、自分が完全に焦ってしまって空回りした」と反省の弁。
一方の大沢は「相手のセコンドの印象がすごい強い。相手のセコンドにちょっとやられた。僕が出す技、やりたい攻撃を全部わかっていた感じで、ぴったり当ててきたんで、(相手)セコンドの指示がとにかくやり辛かった」と、里見を支えるチームへの警戒を見せた。
完全決着の理想の展開を問われると、里見は「1月から近い(間隔での)試合なので、自分の実力をしっかりと出して、良い形で終わりたい」と、自身の最高のパフォーマンスをぶつける覚悟。
一方の大沢はこの“完全決着”という表現に対し、抑えていた感情が爆発。「完全決着? そもそも過去に勝っているし、この間の試合もノーコンテストになったけど、ダウンがなければとか言われてるが、ダウンがなかったらなかったで、その戦い方をするし。完全決着の意味がわからない。自分の中では勝ったと思っている」とコメント。
続けて「ぱっと終わらせて、次のステージに行きたい」と眼中にない素振りを見せ、今回の再戦決定については「まじムカついている」と怒りを爆発させた。
結果が覆り、遺恨が残った両者の再戦。果たして、この怒りのまま王者の大沢が完勝するのか、それともベストパフォーマンスを見せる里見の王座奪取となるのか、注目だ。
▶︎次ページは【動画】遺恨が残った前戦、取り消されたダウンはこれだ!
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