「こいつ死んだ」プロボクシング”連続KO記録”元王者と対戦した丸田、恐怖のウラ話と12秒KOを語る
5月21日(日)、東京・プリズムホール(東京ドームシティ内)にて開催される朝倉未来の1分間大会『BreakingDown8』に向け、オーディション動画第4弾が9日に公開され、プロボクシングで連続KO日本記録を持つ元東洋太平洋2階級制覇の“牛若丸あきべぇ”こと渡部あきのりが“ミスターブレイキングダウン”川島悠汰を5秒で倒した丸田喬仁をわずか12秒でKOした。
渡部は自身のYouTubeチャンネルで、対戦した丸田と試合を振り返る動画を配信。そこで丸田は、試合前にとんでもない空気感があったことを告白した。
【フォト&動画】右フックのカウンター一撃が入る!秒殺KO場面
格闘技未経験の丸田はブレイキングダウン3で、“ミスターブレイキングダウン”川島悠汰と対戦し、強引に前へ出て打ち合うスタイルでKO勝ちを収めた。ブレイキングダウン1から参戦している川島は9戦して8勝1敗。唯一の負けが、丸田ということになる。
そんな中、今回のオーディションで実現したのが、丸田と渡部のスパーリングマッチだった。渡部の戦績は39戦33KO、そのうち1ラウンドKOが15戦ほどで自分こそブレイキングダウンルールに向いているとアピールしていた。丸田はさぞかし覚悟が必要だったことだろう。この時の様子を丸田は、動画で振り返った。
「僕たちのグループがオーディションをする前に、かなり大きな乱闘があったようで、おそらくみんな疲れて乱闘にならないと言われていました。それで、その線は消えました。それで、なぜか僕は明らかに実力者グループに入れられて、とんでもない所に入ったなと思いました」
しかもオーディション直前に、対戦相手として残っているのは、“ほっそん”こと細川貴之と安井飛馬だといい、他のひな壇の選手はみんな相手が決まっている状態だったそうだ。
ほっそんは、当時、ボクシング西日本新人王。東日本新人王の渡部と対決し、その時は渡部が2R KO勝ちを収めて、全日本ウェルター級新人王に輝いている。因縁としては、ほっそんと渡部が濃いラインだ。
そこに割って入るしか選択肢がないことを悟った丸田は、「あきべぇさん(渡部)が、ほっそんといきなり対戦しても盛り上がらない。素人だけど僕が、あきべぇさんの対抗馬として名乗りを挙げたら組まれると思いました」と名乗り出て、朝倉未来が即決した流れになった。
だが丸田は、「個人的な感想ですけど、対戦が決まった時、会場は“こいつ死んだな”っていう雰囲気でした」と振り返った。
試合は、丸田が飛びヒザ蹴りで先制攻撃。スリップした渡部が立ち上がり、丸田にカウンターの右。これは浅く入ったが、丸田が打ち合いに来た所へ二発目の右が今度はアゴに入り、丸田のKO負けとなった。
渡部はこのわずか12秒のKOシーンをスローモーション映像を交えて解説、「(丸田の)パンチを受けながら、どれに合わせようかなと考えていました」と狙っていたという。丸田のパンチに体を引きながら右フックのカウンター。その技術を詳しく解説した。さすがに東洋太平洋2階級元王者に素人がパンチ勝負で勝てるはずはなかったが、丸田の勇気にオーディション会場は拍手に包まれた。
丸田は「素人なので“かます”しかなかった」と感想を語ると渡部は、「かましに行くのは正解だと思う。その勇気が凄い。普通、行けないから」と健闘を称えた。
丸田は、今後、渡部にパンチを教わるという。渡部はブレイキングダウン8でほっそんと因縁の対決をするが、本物のパンチを受けた丸田が、どんな変貌を遂げていくのかも含めて楽しみだ。
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