2023/05/11（木）UP
（最終更新：2023/05/11 19:39）

和島はピケオーとの対戦にKO宣言

　7月17日（月・祝）東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2023』の対戦カード発表記者会見が本日11日に都内にて行われ、6試合が発表された。
　K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチでは、“王者”和島大海（日本/月心会チーム侍）が、“挑戦者”ジョーダン・ピケオー（オランダ/Mike’s Gym）と対戦する。
　2人は、5年前に対戦してピケオーが勝利。和島は前回の試合でジョムトーンをローキックでKOし7連勝6KOと勢いに乗る中、かねてから熱望していたピケオーとの再戦が、ついに実現することとなった。

【フォト】和島がジョムトーンをローでKO、ピケオーの左フックで相手が一回転しながら失神！

　待望の相手とのマッチメイクが決まった和島は、「リベンジしたかった相手ですが、挑戦者のつもりで戦います。海の日なので、和島大海の日になるようにしたいと思います」といつものように控え目なコメント。

ピケオー戦への思いを語る和島

　そして和島は、「でも中村プロデューサーは、僕のこと嫌いですよね？次から次へと強豪を用意していって…」とボヤキ始めた。中村プロデューサーが「バックステージでは、『次はピケオーですか？』って言っていたじゃない」と明かすと、「まさか、本当に決まるとは」と和島節を発揮。中村プロデューサーは「一番、いい時に当たった方がいい」となだめると、和島は「分かりました。負けません」と言って苦笑した。

　ピケオーの前回の試合を見た和島は、「3年ぶりでしたが、相変わらず派手な試合をする、すごいKOするなと思いました。パワーあるなって、イメージです。でも僕もトーナメントを経験して、ベルトを獲って、経験を積めたかなと思っています」と自信をのぞかせた。

　これまで会見では、ネガティブな雰囲気を出しておきながら、リングに上がると別人のような強さを発揮して結果を残してきた和島。KO宣言をうながすと、「何で倒してほしいですか？」と記者にリクエストする場面も。右ストレートでと伝えると、「分かりました。では、スイッチして右ストレートで倒します」と笑顔を見せた。

　ピケオーを相手に予告した“右ストレート”で倒せるのか。7月17日、海の日が、和島大海の日になるのか。大会が待ち遠しい！

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