YUSHI、ブレイキングダウン観客喧嘩止めていた“やらせならタイミング見てやれ!”
5月21日(日)に行われたブレイキングダウン8の客席で起こった政治団体「ごぼうの党」奥野卓志と〝所沢のタイソン〟こと久保広海の乱闘劇について、RIZINファイターのYUSHIが昨日23日、自身のYouTubeチャンネルでコメントした。
YUSHIは乱闘が起こった席の近くにいたことから一部始終を目撃し、止めに入った顛末を語った。
【フォト&動画】奥野と乱闘騒ぎになった所沢のタイソンを止めるYUSHI
この乱闘騒ぎについて、YUSHIは「俺の後ろに所沢のタイソンさんが悪そうな3人組と一緒にいて、俺の5個くらい右の席に奥野さんが座っていたんです」と、まさに喧嘩が始まる現場に居合わせることとなった状況を説明。
そして、「奥野さんがトイレかどこかに行って戻ってきたところで、タイソンさんに何か言ったらしいんです。後で動画を見たら、“フカシのタイソンじゃん”みたいなことを奥野さんが言ったようで、それに対してタイソンさんが“なんだお前”と怒りだして。さらに奥野さんが、煽るようなことを言ったようで、タイソンさんの3人組の1人が奥野さんの胸ぐらを掴んで“何なんだ、お前は”となって、これは喧嘩が始まると思いました」とYUSHIは危険を察知したという。
現場近くにセキュリティが少なかったため、「止めないと面倒くさいことになるし、女子の試合が始まる寸前だったので選手が可哀想と思って、止めるためにまずタイソンさんを抑えました」と率先して止めたことを明かした。YUSHIの周囲には女性の観客もいたようで、「タイソンさんがパイプ椅子を持ち上げて投げようとしていたので、マジでヤバイなと。俺も足をぶつけて痛い思いをしたけど、何もなくて良かった」と振り返った。
結局、朝倉未来も駆けつけ、YUSHIら関係者が止めて奥野と久保は会場外へ。その後も外でもめることとなったがYUSHIは「あれって、やらせだったの? タイソンさん側が動画を撮影していたので、次のブレイキングダウンへのプロモーションになるとか誰かが書き込んでいたけど」と疑問をスタッフに投げかけた。
そして「あれがエンタメだったとしても、試合中にやるべきじゃないよね。休憩中とか、タイミング見てやらないと」と自論を展開した。
さらに「あれはガキの喧嘩みたいだった。関係者が止めに入るから、気がでかくなって言い合うみたいな感じに見えたし。なんかダサいなと思った。やめてほしいよね」とYUSHI。
関係者が全力で止めて説得している姿からしてもエンタメではないと思われるが、観客が巻き添えを食う可能性がある乱闘劇は二度と起こしてはならない。
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