【RIZIN】朝倉海の”オープニングセレモニー廃止案”に平本蓮も「大賛成」

2023/05/24（水）UP
（最終更新：2023/05/25 15:27）

　5月23日（火）RIZINのYouTubeライブ企画『榊原社長に呼び出されました 2023』に朝倉海（トライフォース赤坂）が出演。榊原信行社長、アンバサダーくるみと対談の中で海が「オープニングセレモニー、無くせないんですか」と打診したことが話題になっている。この意見に同じRIZINファイターの平本蓮も「開会式廃止に大賛成」と賛同している。

【フォト】開会式でリングに立つ海、平本の顔が大画面に映し出された瞬間

　海はオープニングセレモニーを無くしてほしい理由として「確かに盛り上がって良いんですけど、僕メイン（イベント）じゃないですか。いつも結構きついんですよね、ずっといるの」と会場での待ち時間の長さについて、かねがね思う所があったと言う。

　海は続けて「どうせ入場するじゃないですか。そこで見れるんで、先にオープニングセレモニーで見ちゃうとちょっと冷めちゃうのかな。入場ではじめて見れるほうが盛り上がるかな」と選手登場の”先出し”になるのではとも意見する。

　さらに「大晦日とか、12時間とか待ってたりとかするんですよ」とビッグイベントの大晦日には会場で12時間も待機していると言う。
　また海外の大会の例も出し「（UFCの）マクレガー、家でテレビで（自身の出る大会を）『パパ、（この大会に）出るよ』って車で行く、それくらいがいい。朝10時とかに入って、やるの夜の8時とか地獄だからね。控室の狭い所に閉じ込められてて、他の選手もいて。パフォーマンス落ちますよ」と熱く語っていた。

　セレモニー前にはリングチェックを行う時間もあるが、海は「やらなくていい」と言う。
　実際、榊原社長によれば、昨年大晦日のベラトールとの対抗戦で、ベラトール勢はリングチェックせず、セカンドオープニングの前に会場入りしたとのこと。
　これに海も「後から入れるならそっちのほうが良いですね」と2部制にしてほしいと提案した。

　この”オープニングセレモニー廃止案”については、くるみの「無くさないでほしいです」に始まり、コメントでも「さあ始まるぞ！って感じでテンション上がるので続けて欲しい」などと、思い入れがあり残してほしいという意見のほうが多いようだ。
　他にもネットでは「残してほしいけど、選手のことを考えると無いほうが良いのかな」と迷う意見や「自分は興味がないので、無くてよい」など多様だ。

　同じRIZINファイターで、メインイベントを経験している平本蓮は「開会式廃止に大賛成。その時間パフォーマンス上げるためにもホテルで寝てたい」と海に賛同する。　

　しかし選手でも第15代NKBライト級王者で、『RISE WORLD SERIES』などビッグイベント参戦経験もある髙橋一眞は「イキりたがりの俺は、オープニングセレモニー絶対やりたい派！」と様々な意見があるようだ。

　今回は海が一石を投じ、選手ファーストと興行としての盛り上がりを考えるきっかけとなっているが、今後も運営、選手、ファンが共に考え試行錯誤してゆく問題になるかもしれない。

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