【ボクシング】世紀の一戦と注目!スペンス、7.29クロフォード戦に「10年に一度の最強vs最強の戦いだ!」
7月29日(土・現地時間)米ラスベガスTモバイル・アリーナにて、WBAスーパー・WBC・IBF世界ウェルター級(66kg)統一王者エロール・スペンスJr(33=米)と史上3人目の主要4団体統一王者(スーパーライト級)で、現WBO世界同級王者テレンス・クロフォード(35=米)との4団体統一戦が昨日26日、正式に発表された。
【動画】クロフォードが豪快アッパーでダウンを奪いKO、スペンスが恐るべきキレで1R 悶絶KO葬の瞬間
ボクシングのパウンド・フォー・パウンドのトップ5といわれる2人のファイターによる試合となる。現在リング誌のPFPではクロフォードが3位、スペンスが4位だ。
スペンスとクロフォードは26日、ESPNの『First Take』に出演。ボクシング専門サイト『ボクシングシーン』も報じた。
3団体王者スペンスは、司会に「素晴らしいものには時間がかかる」とし「最高の男が勝つように ウェルター級では過去40年で最高の試合だと思う。10年に1度の最強vs最強の戦いだ!」と語った。
クロフォードとスペンスは数年前から対戦が望まれていが、昨年11月に米ラスベガス開催を目指すも、金銭的な問題もあり頓挫していた。
しかし今年3月に交渉再開が報じられ、4月には『リング誌』も何度か6月、または7月に開催との発表を出していた。昨年11月の交渉終了から7ヶ月が経過し、ようやくの正式決定だ。
クロフォードは2018年6月にジェフ・ホーンをノックアウトしてWBO147ポンド王座を獲得して以来、望んでいた試合をこれほど長く待つのは煩わしいことだと認めた上で今回正式決定し「僕は興奮している。僕は幸せだし、皆さんも幸せだ。僕が地球上で最高のファイターである理由を世界に示すつもりだ」と意気込んだ。
スペンスは「人々は私が(スーパーウェルター級に)上げるつもりだと思っていたようだが、僕は君のベルトを奪いにいくよと言ったんだ。たとえ1年間リングに上がらず、他の選手と戦わせようとしていたとしても、私はその信念を貫いた。だから、テレンス・クロフォードと戦うまでは戦わないという信念を貫いたんだ」と両雄対決が正式に決まらず、階級を上げるのではという噂を一蹴した。
スペンスにとっては15ヶ月ぶりのリングになる。昨年4月に元WBA王者ヨルデニス・ウガスに10ラウンドでTKO勝ちして以来だ。
一方、クロフォードが最後に試合をしたのは昨年12月10日、ロシアのデビッド・アヴァネシヤンに6ラウンドでKO勝ちしている。
ファイトマネーは報道によると『Showtime』のPPV配信などで両選手それぞれが「8桁(1000万ドル/約14億円)以上」となる。また、敗者は30日以内に再戦条項を発動することができ、2戦目は23年末までに行われる。さらに1勝1敗となった場合は、3戦目が行われる可能性も大きいと言う。
2人の対戦は15年の「メイウェザーvsパッキャオ」以来のビッグマッチとの呼び声も高い。“世紀の一戦”を制するのはどちらだ。
◆テレンス・クロフォード(35=米)=世界3階級を制覇し、史上3人目の主要4団体統一王者(スーパーライト級)となった無敗の超強豪。18年に現在のWBO世界ウェルター級王座を奪取し3階級制覇を達成後、現在まで6連続防衛中だ。戦績は39勝無敗(30KO)、10連続KO勝利中。身長173cm、リーチ188cm、左ボクサーファイター。
◆エロール・スペンスJr(33=米)=17年にIBF王座、19年にWBC王座を獲得すると、昨年4月にWBA世界ウェルター級スーパー王者ヨルデニス・ウガスにTKO勝利し、無敗のまま3団体統一。戦績は28勝(22KO)無敗。身長177cm、リーチ183cm、左ボクサーファイター。
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