マクレガー、ボクシング元PFP1位・カネロと挑発合戦「ノーハンドでお前を倒す」
元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー(アイルランド)が、プロボクシング4団体統一世界スーパーミドル級王者のカネロことサウル・アルバレス(メキシコ)と挑発合戦を展開。マクレガーが「あいつに勝つのは問題ない」と発言すると、カネロも「彼を倒すには片手で十分」と煽り返しているのだ。
お騒がせマクレガーが、17年のメイウェザー戦に続き、次はボクシング元パウンド・フォー・パウンド1位カネロと勝負するのか。
マクレガーは今月20日、自身がスポンサードしている女子ボクシング世界王者ケイティ・テイラーの試合に足を運び、ボクシングプロモーターのエディ・ハーンと共に同席した。
マクレガーはインタビューでボクシング戦、そしてハーンがプロモートするボクシングスター・カネロについて問われると「俺はサウスポーだ。そしてあいつが戦ったジョン・ライダーや、ビリー・ジョー・サンダースもサウスポーだった。俺は攻略法を研究してきた」とカネロの対サウスポー戦を研究してきたと言う。
続けて「自分の戦い方もわかっている。そして、あいつが衰えてきてることはわかっている。カネロと戦うのは、問題ない、ノープロブレムだ」と自身の勝機が高いと主張した。
数日後、カネロはマクレガーの発言についてにインタビューで問われ「今はネットを見ていないので、彼が言ったことはわからないが、片手を後ろに回したまま、彼を倒せるだろうな」と答えた。
これを知ったマクレガーは、即座にツイッターで「カネロ、この小さなジンジャーソーセージ野郎。俺はノーハンドでお前を倒す。忘れるなよ」と煽り返した。なお現在、その書き込みは削除されている。
マクレガーは当初はボクシング戦を想定していたと思われるが、ノーハンドで倒すということは、彼の中では、いつの間にかMMAルールになっているのだろう。
カネロは19年、元UFCウェルター級王者タイロン・ウッドリーとのボクシング”ビッグマッチ”に向け前向きな発言をしていたこともある。
マクレガーは現在、UFCのリアリティー番組『TUF』のコーチを務め、対抗チームのコーチであるマイケル・チャンドラーと秋に戦う予定になっている。
その後カネロとのビッグマッチが行われるかどうか、状況を見守りたい。
▶次のページ:【動画】カネロの右アッパーで粉砕骨折!衝撃の瞬間
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