2023/06/11（日）UP
（最終更新：2023/06/11 09:46）

現王者のクレベル・コイケ

　6月24日（土）に北海道で開催される『RIZIN.43』、メインイベントのフェザー級タイトルマッチで鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）と対戦する、現王者のクレベル・コイケ（ボンサイ柔術）が9日に自身のYouTube を更新。
　動画では「私が絶対に一本勝ちする」と発言し、自信を見せた。

【動画】クレベルの驚異的な極めの強さ！RIZINでのフィニッシュシーン

　クレベルは、ポーランドの団体KSWの同級王者を経てRIZINに参戦すると、朝倉未来戦を含め6連続一本勝ちで王者となった。敵無し状態だったが、昨年大晦日の”RIZINvsベラトール”対抗戦で、パトリシオ・”ピットブル”・フレイレに判定負け。この試合ではRIZINのベルトを賭けていなかったため、今回が初の防衛戦となる。

　対する鈴木は、キックボクシング団体『KNOCK OUT』の王者でもあり、MMAとの“二刀流”を公言している。21年9月にRIZIN初参戦し、昇侍にKO負けするも、その後は、山本空良、平本蓮、萩原京平、今成正和と次々に連勝。前戦では元ONEランカーの中原由貴にKO勝利し、タイトル挑戦権を得た。

鈴木千裕（左端）とクレベル・コイケ（右端）が対戦する

　クレベルは動画で「（鈴木は）パンチも身体も強くて、MMAもレベルアップしてるけど、大丈夫、問題なし」と鈴木の成長を認めつつも、眼中に無い様子。
　続けて「RIZINの会見で私が居ない時に彼（鈴木）が言ってたね、私をボコボコにして絶対KOだって？（RIZIN.41のリング上での鈴木の発言）あなただけじゃなくフェザー級の全員が自分をKOしたいと思ってる。でも自分のスタイルは変わらない、私は皆をサブミッションしたい。私が絶対に一本勝ち」と多くのストライカーに一本勝ちを収めてきたクレベルは絶対の自信を見せた。

　前回の試合については「ずっと勝ってるだけじゃなくて、負けることも大事。気持ちとか全部変わるから。勝ってる時は簡単、負けたらもう1回リスタート」と敗戦にも向き合い、慢心していない様子。

　次戦へ向け死角の無いクレベルだが、昨今のネットでの挑発に苦言も呈した「皆いつもYouTubeとかTwitterで口ばっかり。でもリングに上がったら2人だけ、口だけじゃなくて戦いを見てください」と試合で見せる構えだ。

　果たしてクレベルは、初の防衛戦を勝利で飾ることができるか。

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