井岡一翔、宿敵フランコとバチバチの睨み合い、KOにも意欲
[プロボクシングWBAスーパーフライ級タイトルマッチ]元WBOスーパーフライ級王者・井岡一翔(34=志成)とWBA同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)が、6月24日(土=大田区総合体育館)の再戦に向け17日、都内での会見に臨んだ。
昨年大みそかの試合ではドロー。以後、WBOからは同級1位の中谷潤人との対戦指令があったが、WBOのベルトを返上してまでフランコとの完全決着に挑む井岡は「(前回の)ドローという結果に僕自身も、おそらくジョシュア・フランコ選手も納得がいっていないと思うので、お互いが望むのであれば試合をして決着をつけたい、という気持ちがいちばん強かったです」と今回の試合を決めた理由を述べた。
会見では互いにフェイスオフを行いバチバチの睨み合いを行った。試合一週間前だが、もう試合前日のようなヒリヒリ感だ。
フランコは大みそかの対戦直後の会見では「自分が勝っていたと思ったが、ジャッジに従う。次のチャンスがあればもっと良い試合ができる。再戦したい」と語っていたが、今回も「今とても興奮しているし、前回より良い状態になると思っているので、試合を楽しみにしている。前回よりはシャープでスムーズな動きができると思っている」と自信満々で語った。
前戦はWBOとWBAの2本のベルトをかけたタイトルマッチ、今回はWBAのベルト1本をかけた防衛戦となったが「自分が持っている唯一のベルトなので失いたくない。今回の試合はとても大きな意味がある」とし、「試合を支配して、もう少し明確に自分の勝利を示せるような戦いができればと思っている」と意気込んだ。
対する挑戦者・井岡は「必ず勝利する、勝つという気持ちしかないので、そういう気持ちでこの試合に臨みます」と静かに意気込んだ。この試合に向けて徹底して基本を反復練習。体が勝手に出るまで技術を染み込ませた。
前回は井岡にとってプロ初の引き分けとなったが、今回は危険を冒しても倒しに行きたいかと質問が飛ぶと「もちろんあります。明確に勝つことがいちばんだと思うので、それを理想とするならKO勝ちがいちばん良いと思いますし、明確に勝てるようにしていきたいと思っています」と、KO勝利への意欲も示した。
試合まで一週間となり「残りの日々で完全にコンディションを仕上げて、試合当日はいいパフォーマンスで勝利できるように全力を尽くしますので皆さん楽しみにしていてください」とファンへメッセージを送った。
井岡が返上したWBOのベルトは現在、中谷が巻く。返上のため空位の王座をかけ、5月にアンドリュー・モロニーと対戦。12回KOで中谷がWBO世界スーパーフライ級王者となった。今回勝利すれば、中谷との対戦も視野に入るか。
それにはまず大みそかに競り合ったフランコを倒すのみ。果たして自信満々のフランコの出方は!?井岡はそれを攻略することができるか。
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