【ボクシング】比嘉大吾、計量パスで驚きの広背筋!世界3位シリチャイに「倒して勝つ」KO宣言
6月24日(土)、大田区体育館にて行われるプロボクシングの前日計量が23日に行われた。
「井岡vsフランコ」のアンダーカード、セミファイナル[バンタム級10回戦]に登場する元WBCフライ級王者・比嘉大吾(27=志成)と、対する一階級下のWBAスーパーフライ級3位シリチャイ・タイイェン(32=タイ)は共に53.4kgでパス。比嘉はバキバキボディ、驚きの広背筋も見せ驚かせた。
計量後、比嘉は壇上で「倒して勝つ」とKO宣言。対するシリチャイも「判定にはならないだろう」とこちらもKOでの決着を示唆した。
フライ級時代は15連続KO勝と日本タイ記録を樹立した比嘉。WBC同級王座も2度防衛したが、18年4月には前日計量での体重超過で王座剥奪。翌日、減量で体力が厳しい状態のままリングに上がり、9回に自身初のTKO負けを喫した。
以降、バンタム級に上げ20年12月にはWBOアジアパシフィックバンタム級王座に挑み、王者ストロング小林佑樹にKO勝ちで王座獲得。翌年4月に西田凌佑(六島)に判定負けし王座陥落も、以降、フィリピンとタイ選手に判定勝ちし、今回の試合に挑む。
対するはシリチャイは現在15連勝中。1階級下ながら世界3位に比嘉が勝てば世界ランクは更に上がり、再び世界タイトル戦が見えてくるだろう。
2日前の公開練習でも「しっかり体を作った」と語っていた比嘉。更に大きくなった身体でKOできるか期待される。
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