【ボクシング】フランコが3キロ体重超過で王座剥奪「今週、非常に厳しい状況に置かれた」井岡の大麻問題と弁明
6月24日(土)に行われる、WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ(大田区総合体育館)の前日計量が23日、都内にて行われ、元WBO同級王者の井岡一翔(34=志成)は、52.16kgのリミットに対し52.0kgで一発パス。
しかし、WBA同級王者のジョシュア・フランコ(27=米国)は55.2kgで約3kgと大幅な体重超過。最計量でも55kgとほぼ変わらず、王座剥奪となった。明日の試合は井岡が勝った場合のみ王座として認められる。
フランコは体重超過の理由に井岡の大麻成分検出で騒がれたことが原因とも説明した。
【フォト】再計量でも約3kgの超過!うつむきながら体重計に乗るフランコ
この大幅な体重超過について会見では質問が上がったが、セコンドにつくトレーナーのロバート・ガルシア氏が代わりに回答。「今週、選手本人を含め私達は非常に厳しいタフな状況に置かれていました。このタフな状況の中で選手やチームは真摯に取り組んできた」と、何らかの障害があったことを強調するガルシア氏。
その“タフな状況”の説明を求められると「あまり詳細について事を荒立てたりとかしたくない」としながらも「2日前、本当にこの試合が開催されるかと、非常に精神的に追い込まれた。このままアメリカに帰ることになるのではと思った」と語る。
一昨日、この大みそか戦後のドーピング検査で井岡に違反となる大麻成分が検出されたとJBCが発表したが、この事でフランコ陣営が、試合実施への疑問が沸き混乱したようだ。
この回答に対し、井岡は「僕の気持ちとしては何も変わることはないです。やることをやって明日リングに上がって、僕がチャンピオンになるだけと思っています」と、怒りの表情を見せず返答。仮にフランコがかなりの体重オーバーのままだったとしても試合は受けるとの構えを見せた。
3日前に行われた公開練習では、その時の体重を尋ねられ、リミットより0.4ポンド(約180g)くらいと答えていたフランコ。これが大幅な3kgとはドーピング大麻関係の報道のようだが、明日の一戦、果たしてどのような結果となるのか。王座は井岡が勝利したときのみ認定される。
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