“引退宣言”のアリスター、急転直下の現役続行か、マネージメントは引退を否定

2023/07/06（木）UP
（最終更新：2023/07/06 18:03）

　先日“激ヤセ”したアリスター・オーフレイムが、引退宣言をして話題になったが、どうやらまだ数試合見られる可能性がありそうだ。アリスターのマネージメント側が、現時点での引退を否定した。オランダの格闘技メディアが報じ、他複数の海外メディアも追随した。

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　アリスターは元UFCファイターで、2010年のK-1WGPでも優勝。ヘビー級のパワフルなファイトで世界を湧かせていたが、この半年で激ヤセし、先月引退発表していた。

　しかし、アリスターのマネージメントによると「オーフレイムはまだ試合をやめておらず、あと1、2試合はグローブを脱ぐ前に試合を行う」と言う。

　6月2日、アリスターはドバイの健康番組に出演し「戦いをやめることに決めた」と発表した。しかし、確かに引退の時期には言及していなかった。

　その後6月下旬に、アリスターは来日し、RIZIN事務所などに顔を出した後、北海道で行われた『RIZIN.43』のリングに立ち挨拶を行っている。

　大会後にRIZIN榊原代表は、アリスターの契約状況について「GLORYとの契約もありますが、RIZINにも出場できる契約だと本人は言っている」とGLORYとの契約は残りつつ、他団体でも試合が可能であると明かしている。
　マネージメント側の主張は、GLORYとの契約がまだ残っており、すぐには引退出来ないということだろうか。

　アリスターは昨年10月、GLORYにてバダ・ハリと対戦し勝利。しかし試合後のドーピング検査で陽性となり、無効試合の結果修正と、一年間の出場停止の処分を受けている。

　引退までにまだ1、2試合を残していると言うが、アリスターは現在ベジタリアンとなっており、大幅に体重が減少、本来のミドル級に近い体形となっている。
　果たして今までのように、ヘビー級戦線で戦えるのか。また最後の試合は、いつ、誰とどんなルールで行われるのだろうか。今後の動向にも注視したい。

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